「今のAIでは、シンギュラリティは起こらない」――ガートナー調査

Analytics News(アナリティクスニュース)

「今のAIでは、シンギュラリティは起こらない」――ガートナー調査

TOPICS 2016年10月24日 10:00

「今のAIでは、シンギュラリティは起こらない」――ガートナー調査

毎年、米国グローバル調査会社ガートナー社が発表する「戦略テクノロジートップ10」の2017年度版が発表された。なかでもトップ10入りした「高度な機械学習と人工知能(AI)」に関連するシンギュラリティについては、独自の見解を示した。

「現在の人工知能は自律はするが、シンギュラリティにはつながらない」

「戦略テクノロジー」とは、企業に大きな影響を与える可能性を秘めた戦略的テクノロジーのトレンドであり、2017年度トップ10のキーワードは次の通りである。

  • 「会話型システム」
  • 「拡張現実(AR)と仮想現実(VR)」
  • 「デジタルツイン」
  • 「高度な機械学習と人工知能(AI)(シンギュラリティ)」
  • 「インテリジェントなアプリ(IoT)」
  • 「インテリジェントなモノ」
  • 「アダプティブセキュリティアーキテクチャ」
  • 「ブロックチェーンと分散型台帳」
  • 「メッシュのアプリとサービスアーキテクチャ」
  • 「デジタルテクノロジープラットフォーム」

上記のなかでも「拡張現実と仮想現実」については、ゲームだけでなく医療セラピーや分子モデリングなど用途を大きく広げると予測している。

また「高度な機械学習と人工知能(AI)」や「インテリジェントなアプリ、モノ(IoT)」については、段階に応じた進化が順調に進んでいる。AIの能力は、「高速な情報処理」と「複雑性」に対応したした後、「理解、学習、予測、適応」を経て「自律的な行動」へと進化する。ガートナー社リサーチ部門VPジェイミー・ポプキン氏は、人工知能は「テレビやラジオなどが徐々に日常に受け入られていったように普及する」と、述べる。

一方、機械が自律的に進化するとシンギュラリティを迎え、「機械が人を支配する」という根強い懸念については「現在の人工知能や機械学習の先にシンギュラリティはない」と断言。現在のテクノロジーの延長線上にはある人工知能とは「人間を支援し、人間の機能を拡張していくもの」との見解を述べている。

以上、下記URLからの要約。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1610/11/news038.html

最新TOPICS

【ビッグデータ】日立+東大+産総研、移動体ビッグデータアクセス仕様「Moving Features Access」が国際標準採択(2017年03月27日 10:03)

日立製作所、東京大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は、3月13日、 データアクセス仕様「Moving Features Access」が、地理空間情報国際標準化団体「Open Geospatial Consortium」の国際標準として採択されたと発表した。 【ポイント】 ・「Moving Features Access」=位置情報へのデータアクセス仕様 ・移動体(人/...

関連用語・タグ

サポートベクターマシン(Support Vector Machine)

  • 用語集

「サポートベクターマシン(SVM:Support Vector Machine)」は、 画像・音声などの情報データから、意味を持つ対象を選別して取り出すパターン認識手法のひとつ。

インメモリデータベース()

  • 用語集

データをストレージではなく、メインメモリ上に格納するよう設計されたデータベース。また、そのようなデータベースを構築・運用できるデータベース管理システム(DBMS)。「メインメモリデータベース(MMDB)」とも言う。

テキストマイニング()

  • 用語集

「テキストマイニング」とは、大量のテキストデータから情報や特長、傾向、相関関係などの知見を探し出す技術。文字列を対象としたデータマイニング

コレスポンデンス分析()

  • 用語集

「コレスポンデンス分析」(Correspondence Analysis)とは、類似した項目を明らかにするため、各項目を数値化する分析手法である。

イベント情報

  • KSKサイド001
  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter