日本郵船とMTI共同開発によるビッグデータ活用船舶管理システムが、地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞。

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日本郵船とMTI共同開発によるビッグデータ活用船舶管理システムが、地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞。

TOPICS 2016年1月6日 10:00

日本郵船とMTI共同開発によるビッグデータ活用船舶管理システムが、地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞。

日本郵船株式会社と株式会社MTIが共同で開発したビッグデータを活用した管理システム「SIMS(Ship Information Management System)」が、技術開発・製品化部門において「平成27年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞した。

「SIMS」は運航状態や燃費に関する詳細なデータを陸側のデータサーバに1時間ごとに自動送信するシステムで、これにより運航に関わるビッグデータを船陸間でタイムリーに共有することが可能となる。今回の受賞は、ビックデータ活用の推進、船舶の安全・省エネ運航を深化させる開発と運用が高く評価されたもの。

運航中のビッグデータを船陸間で共有し、省エネ運航を実現。

日本郵船は、コンテナ船の省エネ運航のために2012年より「SIMS」を本格導入することで、本船の船速や燃費に関するパフォーマンス、また天候などの状況を船陸双方で正確に把握し、それらのデータを解析することで運航や配船の大幅な効率化を実現し、約10%の省エネ効果を達成している。

2014年4月には当社グループ内に運航ビッグデータ特命プロジェクトを設置、取り組みを強化。現在は、130隻以上のさまざまな船種に本システムを搭載し、省エネ運航にとどまらず、機関故障の低減・予防を通じた修繕費・ロスタイムの削減、さらには港湾・貨物情報を組み合わせた競争力のある船型の提案など多様な用途を想定しながら、ビッグデータの活用を継続中である。

(source)
以上、下記URLからの要約。
http://www.nyk.com/release/3560/004188.html

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