TOPICS 2016年8月1日 10:00
九州工業大学とIDCフロンティア(IDCF)は、産学連携に関わる包括協力協定書の調印を発表した。スマートライフケア社会の新事例を目指し、IoTや行動センシング技術を活用した実証実験を開始し、2016年8月には介護事業者向けに、行動センシングプラットフォームとなるIoTゲートウェイを提供する。
九州工業大学では、2015年10月から戦略的研究ユニット「スマートライフケア社会創造ユニット」を立ち上げ、IoTやロボティクスを最大限に活用したスマートライフケア社会の新しい事例を目指した取り組みを進めている。
とくに医療分野においては、九州大学病院などと共同で病院内での看護行動センシング実験を実施。収集した看護行動データの一部を使用し、機械学習によって行動認識アルゴリズムを構築するなど、看護行動を認識してビッグデータ解析を行う研究に取り組み、今回の協定に先立ち、すでに介護分野への応用を進めている。
またIDCFは、Yahoo! JAPANグループのITインフラ事業者として、国内9カ所の自社データセンターを運営しており、データセンターに蓄積されるデータの有効活用をはじめデータセンター事業を拡大させている。
今回の協定締結により、両者では、ライフケア分野における九州工業大学のIoTを活用した行動センシング技術と、IDCFが持つクラウドコンピューティングによるビッグデータ解析・分析の技術、およびデータ蓄積のためのITインフラを組み合わせ、研究分野や産学組織を横断した実践的な体制とプラットフォームを確立し、新しい介護の在り方の事例にしたいとしている。
以上、下記URLからの要約。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1607/15/news055.html
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