TOPICS 2016年8月17日 10:00
ヤフー・ジャパングループでデータセンターとクラウドサービスを提供する株式会社IDCフロンティアは、米NVIDIAのGPUアクセラレータを採用したGPUコンピューティングのクラウドサービスと大容量のファイルストレージサービスを「ディープラーニング プラットフォーム」として提供することを発表した。実際の提供開始は2016年下半期からとなる。
同社代表取締役・石田誠司氏は、今回のサービス提供に際して「データ爆発によるパラダイムシフトが起きつつある。ITインフラはこのパラダイムシフトを加速させる存在となるべき。単なるサーバの切り売りではなく、データをマネジメントする真の"データセンター"事業者となる」と述べた。
ITインフラがコモディティ化していく中で、性能や価格は「あたりまえのことになっていく」と述べる石田氏は、これまで同社の優位性としてきたサーバやネットワークの速度、ワンコインから始められるコストパフォーマンス、こだわりのUI/UX、DDoS対策などのセキュリティ性能などを"あたりまえのもの"として再定義。
そこに、これまでは"あたりまえではなかった"ディープラーニングなどの要求に応えられる高い処理能力を持ったコンピューティング、大容量ストレージ、これらをつなぐ高速ネットワークを提供していくという。
同社プラットフォームエンジニアリング部の菊石謙介氏は、「現状でもIDCフロンティアのクラウド環境でディープラーニングを実践している顧客は存在している。しかしCPUによる処理では、学習に24時間以上かかってしまう」と述べ、強力な処理能力への要望が高まっていることを明らかにした。なお、ディープラーニングプラット フォームはIDCFクラウドのメニューとして利用可能。価格や正確な提供開始日などはまだ明らかにされていない。
以上、下記URLからの要約
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1012901.html
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