TOPICS 2016年11月23日 10:00
製造業IoTの活用推進を図る経済産業省は、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)と共同で、中堅中小製造業のIoT活用に関する説明会を開催した。合わせてAWSのクラウドサービスを活用したIoTソリューションを開発、提供し事例を多く要する3社も出席し、国の取り組みやIoT活用事例、ソリューションなどが紹介された。
2015年12月に経産省が行った製造業のIoT活用に関する調査によると、国内でも「設計・開発」や「生産」のプロセスにおけるIoT活用は進みつつある一方で、製品のアフターサービスなど(予知保全など)「運用・保守」プロセスでのIoT活用は大きく遅れている。また、特に中堅中小製造業層においては、IoT活用で「何ができるのかわからない」「データを共有することへの不安」「セキュリティが心配」といった課題もある。
経済産業省の主眼は、中堅中小企業におけるIoT活用の活性化にある。経産省担当者によると、IoTツールは必ずしも大企業だけが導入できる高度なものではなく、中堅中小企業においてこそ「身の丈に合った活用事例がある」という。
このコンセプトに基づいて、政府が設置したロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)内にある中堅・中小企業アクショングループ(AG)では、「IoTツール情報の一元化と発信」「事例集の策定」「導入コンサルタントの育成/活用促進」に取り組むこととなった。
IoTツール情報の一元化を図るアクションとして、2016年夏に実施されたのが「第1回 中堅・中小製造業向けIoTツール募集イベント」である。公募の結果、「生産現場」「工場や企業間の情報連携」「海外展開」「人材育成」など7つのテーマ/課題に対するソリューションとなる106件のツールが公表された。そのほか、RRIが主導し、先進ユースケースのオンラインマップ、中小企業へのIoTやロボットの導入支援を行う「スマートものづくり応援隊」の事例も紹介された。
以上、下記URLからの要約
http://ascii.jp/elem/000/001/262/1262378/
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