TOPICS 2016年12月28日 10:00
IoT・M2Mデータ管理ソフトウェアを開発・販売する米OSIsoft社と、東京電力ホールディングスが、産業向けIoT領域において提携した。OSIsoft社と包括的な戦略提携に合意したのは、国内電気事業者としては初めての事例となる。
今後、電気事業のさまざまなオペレーションと、同社の産業向けIoTのプラットフォーム等を融合させ、リアルタイム経営や業務効率化、新規事業の開発・推進に取り組むことを発表した。
この提携によって、東京電力グループ各社が有する電力事業のビッグデータを集約しOSIsoft社が開発するIoT情報基盤のソフトウェアを利用しながら、電力事業のビッグデータを知的資産として活用。IoTの活用によるリアルタイムな経営判断や業務効率の向上につなげる。
また、OSIsoft社から、グローバルで先進的なIoTの活用事例やマーケティング情報を入手することで、さまざまな分野におけるIoTソリューションを新たに開発し国内外に展開する。この「TEPCOソリューション」を日本の電力業界、世界のエネルギー業界に展開することにより、新たな収益を確保するとともに、エネルギーシステム全体の効率化ならびにコスト低減を目指す考えだ。
東京電力ホールディングスは、11月にOSIsoft社と、IoT領域における包括的な戦略提携に合意した。また、こうした事例は、本年11月に経済産業省が設置した「電力インフラのデジタル化研究会(E-Tech研究会)」における議論とも方向性が一致したものであり、電力産業の競争力強化にも貢献できると説明している。
以上、下記URLからの要約
https://www.kankyo-business.jp/news/013991.php
Dynatrace社が「IoT消費者信頼感報告:エンタープライズクラウド監視の課題」と題するレポートを発表し、消費者はIoTデバイスに対してさまざまな潜在的リスクを感じていることが分かった。 自家用車IoTに対する懸念 消費者の懸念の中で最も明白なのは自家用車であった。 調査対象者の中で85%が...
Analytics News ACCESS RANKING