TOPICS 2017年5月25日 10:00
国内で産業用IoTの活性化を目的にしたフォーラムIVI(インダストリアル バリューチェーン イニシアチブ)と、米国のグローバル企業を中心に設立され産業用インターネットの社会実装に取り組むIIC(インダストリアル インターネット コンソーシアム)は、ハノーバーメッセ2017において、ユースケースや成功事例の共有などを中心に連携を進めることで覚書(MOU)を結んだ。
IVIは、日本機械学会生産システム部門の「つながる工場」分科会が母体となり、2015年から日本の現場力を生かした製造現場における具体的な問題の解決をテーマに企業間協力などの取り組みを推進してきた。2016年以降はIoTを活用したスマート工場の参照モデルとして「IVRA」をリリースするなど、活動の幅を広げている。
一方のIICは、2014年3月に米国のAT&T、シスコ、GE、インテル、IBMの5社が設立した産業用IoTの社会実装を推進する団体である。同団体はグローバル化を進めており、現在は31カ国から260社以上の企業が参加する状態となっている。
両団体の連携の最大のポイントは、成功事例の共有にある。さまざまな産業にとってIoTがもたらす変化は大きなもので、一方で個々を見るといまだに成功の形が見えない状況となっている。こうした中でIoTを活用した成功の形をより多く積み上げていくために、IICではテストベッド活動を推進。一方でIVIは「現場発の問題解決」を活動の根幹としているためワークショップ活動などで小さいながらも数多くの成功事例を保有している。こうした成功事例を共有することで相互に刺激を与え合い、産業用IoTにおける成功の形をより多く作り上げることを目指す。
以上、下記URLからの要約
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1704/27/news054.html
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