TOPICS 2017年6月12日 10:00
パナソニックは、シンガポール国立大学との共同研究開発により世界最高水準の顔照合技術を開発したことを発表した。この技術には、ディープラーニングが活用され、左右90度近い横顔や明暗が強い屋外環境、サングラスやマスクで顔の一部が隠れている状態でも顔の照合を行えるという。
米国立標準技術研究所(NIST)が公開する、監視カメラなどが撮影しうるあらゆる条件を網羅したベンチマークデータセットにおいて、世界最高水準の顔照合性能を実現したという。
従来の顔認証技術には、横顔や照明の明暗が強い場合や、サングラスやマスクで顔が一部隠れている場合には、顔照合に失敗する可能性が高かった。
同社による新技術では、ディープラーニングによる特徴抽出と、撮影環境に合わせて顔照合の類似度計算を最適化する技術を組み合わせることで、同社の従来技術と比較して顔照合性能を最大5倍改善させることに成功した。ディープラーニングの技術としては、異なる訓練を行なった2つのニューラルネットワークの相補性を探索するなどの手法が用いられているほか、ディープラーニングは撮影環境に合わせた類似度計算も行う。
今後、同社はこの技術を商用化し、監視カメラに写った要注意人物の自動検知や公共施設の監視など、さまざまなシーンで活用できる映像セキュリティ・本人確認ソリューションとして展開していくとしている。
以上、下記URLからの要約
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/10/news110.html
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