TOPICS 2018年8月29日 10:03
米国における無線通信業界を代表する業界団体「CTIA」が、セルラー接続IoTデバイス用「CTIAサイバーセキュリティ証明プログラム」を発表した。
CTIAサイバーセキュリティ認証プログラムは、「NTIA(国家電気通信情報管理局)」および「NIST(国立標準技術研究所)」のIoTセキュリティ勧告に基づいて構築され、「スマートシティ」「接続車両」「mHealth(モバイルヘルス)」などのための安全な基盤を構築する。
全米の主要な「ワイヤレス通信事業者」「ハイテク企業」「セキュリティ専門家」「テストラボ」などと提携して開発された最初のプログラムであると言われている。
「Ericsson North America」「Nokia」など、さまざまな業界のプレーヤーがCTIAプログラムを支持している。
スケーラブルで標準に準拠したCTIAプログラムは、通信インフラストラクチャの開発/展開/管理に対する安全な設計アプローチを補完する。
CTIA認証プログラムは、IoTデバイスとネットワークの信頼性が確立されていることを保証するために、この分野における業界の取り組みに基づいて構築される。これは、ユーザーからの信頼性を高め、大規模なIoT成長を可能とするために非常に重要となる。
ABI Researchの6月の報告によると「2023年までに携帯電話と非携帯のLPWAネットワーク接続がCAGR(年平均成長率)53%で世界的に成長する」と予測されている。
主要成長要素とされるスマートメーターなどにおいて「NB-IoT」「CAT-M」「Sigfox」「LoRa」などの各種LPWA通信キャリアの間での継続的なシェア競争が行われることが予想される。
別のアナリストレポートによると、各キャリアはIoT内での地位を確立するための新しい戦略を採用して競争力を維持するためには、オープンスタンダードベースの「プラットフォーム」「ソリューション」「アプローチ」の導入が必要となるとしている。
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