CLOSE UP コラム | ローソンのビッグデータ活用プロジェクト---「RFIDタグ」による「サプライチェーンプラットフォーム構築」

ローソンのビッグデータ活用プロジェクト---「RFIDタグ」による「サプライチェーンプラットフォーム構築」

CLOSEUP コラム

2017年07月27日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

ローソンが成長のカギとして期待をかけている「RFIDタグ」による「サプライチェーンプラットフォーム構築」プロジェクトについて話を聞いている。

コンビニ業界の現状

1.コンビニ店舗数は、近年、増加よりも減少傾向にある。

2.大手の寡占化が進み、これまで他のカテゴリにあった業種との競争も激化している。

3.多品種商品の取り扱いでオペレーションは高度化するが、慢性的な人手不足状態にある。

ローソンの目標は「実体の見える化」---POSデータ+ビッグデータ

POSデータにより、知ることができるのは、売れた商品のことのみ。より顧客を知るためにビッグデータの活用が必要としている。

ローソンの目指すゴールは「RFIDタグによるサプライチェーンプラットフォーム構築」

ローソンを含め、コンビニ業界全体で大きな期待をかけているのが「RFIDタグによる情報取得」。RFIDタグで取得した情報の一部について、サプライチェーンでの活用について期待が高まっている。

「完成すれば世界初の個品管理プラットフォームとして、社会インフラとして機能する」と語っている。

メリットとして「物流生産性の改善」「トレーサビリティー」「顧客の買い物時間短縮」「廃棄ロス削減」などの効果が期待されている。

以上、下記URLからの要約
http://www.sbbit.jp/article/cont1/33685


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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ビッグデータ(Big Data)

「ビッグデータ(Big Data)」とは、一般的なソフトウェアの能力を超えたサイズのデータ集合であり、従来のデータベース管理システムでは「記録」「保管」「管理」「解析」などの処理が難しいほどの巨大で複雑なデータ群。「インターネット普及」「コンピュータの処理速度」「クラウド技術向上」などに伴い、日々大量に生成され溢れている大容量デジタルデータを指す。

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  • IoT

Azure IoT Edgeは、Azure IoT Hub上に構築されるIoTエッジコンピューティングサービス。

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  • 用語集

LPWAの規格の一種。LoRAという規格名は、「長距離」を意味する「Long Range」に由来し、少ない出力で最大8km程度という長い距離での通信を実現する。

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