2017年12月07日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一
11月28日から12月1日まで、インターネット技術イベント「Internet Week 2017」が開催された。
横浜国立大学の吉岡克成氏によるセッション「転ばぬ先のIoTセキュリティ~コウカイする前に知るべきこと~」について紹介している。
2016年1月~6月で、マルウェアに感染したIoT機器が約60万台あると報告された。
感染した機器種類としては「ネットワークカメラ」が多く、中には「太陽光発電管理システム」「電力需要監視システム」「医療機器」なども含まれているという。
吉岡氏は、感染したIoT機器が攻撃を行う傾向として、「①侵入方法の多様化」「②攻撃規模の巨大化」「③目的の多様化」「④攻撃インフラの強靱化」の4点を挙げている。
吉岡氏は、「さまざまなIoT機器にはTelnetという共通のセキュリティ問題がある」として、「作り手に認識してもらう重要性」と「情報収集分析機構による観測と情報提供の必要性」について注意喚起を行った。
以上、下記URLからの要約
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1095143.html
1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。
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