CLOSE UP コラム | ALSOK、警備業務へ「AI」「4K」「5G」を活用へ---1つの高画質カメラで広範囲カバー、画像をAI解析

ALSOK、警備業務へ「AI」「4K」「5G」を活用へ---1つの高画質カメラで広範囲カバー、画像をAI解析

CLOSE UP 事例

2018年02月08日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

セキュリティーサービスを提供する綜合警備保障(ALSOK)では、「AI」「4K」「5G」などのIT先端技術について、警備業務への活用を積極的に進めている。

機械警備の普及

機械警備が普及するとともに、侵入窃盗の件数は減り続けており、2002年からの15年間で4分の1程度になったが、代わりに別の犯罪が目立つようになっている。

同社の干場氏は「犯罪を未然に防ごうとして、単純にカメラや人員を増やしても、はっきり言って効果は少ない。非常に広い範囲を監視する必要があるため、ここでITの力が生きてくると考えています」と述べている。

警備へのAI活用

ALSOKはAI活用に注力している。

「監視カメラの映像解析」や「センサー検知」などをAIに担わせることで、「警備員の目」を増やそうと考えている。

警備への「4K」「5G」の活用

4Kカメラ(4000×2000ピクセル程度の画面解像度)を利用すれば、肉眼では捉えられないような異常も捉えられる。

映像データ伝送負荷軽減のために、2020年をメドに実用化される次世代通信規格「5G」を活用するために実証実験を実施している。

AIを活用したサービスを提供

同社は「都市全体を監視しようとする場合、多くのセンサーをつけるよりも、1つのカメラで広範囲を押さえ、画像をAIに読み込ませる方が早い」として、自然災害やインフラのモニタリングについても、AIを活用したサービスを提供していく予定としている。

以上、下記URLからの要約
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1802/05/news018.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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