CLOSE UP コラム | 位置情報可視化IoT弁当箱「LifeLineLunchBox」---地場食材を詰めた弁当箱で安全対策

位置情報可視化IoT弁当箱「LifeLineLunchBox」---地場食材を詰めた弁当箱で安全対策

CLOSE UP 事例

2018年02月22日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

株式会社博報堂アイ・スタジオと株式会社ソラコムは、位置情報可視化弁当箱「LifeLineLunchBox」のコンセプトプロダクトを開発した。

「LifeLineLunchBox」とは

利用者が専用Webサイトから申し込むことで、利用対象地域の宅配弁当業者が地場の食材を使った弁当を作成し配達する。利用者は弁当箱を持ち歩くだけで外部に位置情報を知らせることができる。

弁当箱には「LPWA電波受信機」と「GPSセンサー」が内蔵されており、持ち歩くだけでリアルタイムで位置情報を取得し外部に通知する。「HELPボタン」や「ごちそうさまボタン」も付いている。

弁当箱から発信された位置情報はリアルタイムでTREK TRACKの3Dマップに反映され、PCやスマートフォンで確認できる。山小屋にディスプレイを設置することで、その場で登っている人の様子を見ることが可能。

安全対策に

「道迷いや迷子などの危険を伴うスキーや登山」「キャンプなどのアウトドア活動」において、弁当箱という日用的なものを用いて安全対策が取れるようになっている。

サービス連携

同サービスは、以下の3つのサービスを連携させることで実現している。
・博報堂アイ・スタジオ 位置情報可視化サービス「TREK TRACK」
・ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 「LPWA方式無線システム」
・ソラコム データ収集/蓄積サービス「SORACOM Harvest」

以上、下記URLからの要約
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1106367.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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