CLOSE UP コラム | IIJ、タイのエビ養殖場でIoT実証実験を開始---JETRO事業、「作業の効率化」および「適切な生産量の確保」へ

IIJ、タイのエビ養殖場でIoT実証実験を開始---JETRO事業、「作業の効率化」および「適切な生産量の確保」へ

CLOSE UP 事例

2018年05月17日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、5月15日、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)の公募事業「日 ASEAN 新産業創出実証事業」において、「IoT導入による養殖事業の生産性向上プロジェクト」が採択されたと発表した。

エビ養殖事業におけるIoT水質環境コントロール

東南アジアのエビ養殖事業では「水質環境コントロール」と「作業行程の適正化」が課題になっている。

プロジェクトでは、IoT技術を活用して水質環境を監視し、作業内容と水質環境の相関関係を明確化させることで、適切に水質環境をコントロールできるようにし、「作業の効率化」および「適切な生産量の確保」につなげることを目指す。

実証実験

実証実験は、タイ大手水産加工事業者グループのエビ養殖場において実施する。実証期間は2018年4月から2019年3月までの予定。

自動で水質環境情報を取得し、アプリケーションを通して遠隔で監視する。同時に、飼育作業の記録により作業状況も可視化することで、水質環境情報と作業工程の相関分析を行う。

分析結果を作業にフィードバックすることで生産性の向上を実現する。また、ビジネス面での採算性も検証していく。

以上、下記URLからの要約
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1121897.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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