2018年04月12日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一
住友倉庫は、IoT技術を用いた倉庫管理システムを開発した。
モバイル通信網を活用し、タブレットなどの端末機器上で、出入庫や在庫状況を一元的に把握する。
端末や関連機器などがあれば利用できるため、全体の導入費用を比較的安価に抑えられる。
同社は、出入庫や在庫状況を一括で管理するシステムを開発し、自社の港湾倉庫に導入した。
倉庫作業員は、小型スキャナーを片手に装着し、荷物のバーコード情報を読み取ると、近距離無線通信規格「Bluetooth」を通してスマートフォンなどの端末機器と情報を共有する。
出庫時には、携帯プリンターで端末機器から送られた情報を納品書として印刷し、荷物へ貼り付ける。
一連の作業に必要な機器1セット当たりの導入費は約35万円に抑え、現在は6セットを活用している。従来の紙媒体での管理に比べ、全体の作業時間は約20%短縮された。
同社は、倉庫や物流網など多様な場面への応用を目指すとしている。
以上、下記URLからの要約
https://newswitch.jp/p/12542
1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。
最新情報はありません。
「機械学習(Machine Learning)」とは、人間が学習する基本的な仕組みをコンピュータで再現し実現する技術の総称を指す。機械学習では、学習ベースとなる大量のサンプルデータを入力値として用いて、繰り返し解析を行うことで、データから有用な「規則」「ルール」「知識表現」「判断基準」などを抽出し機械学習モデルを構築していく。
「音声認識(Speech Recognition)」とは、人の音声(会話)をコンピュータに認識させることで、「話し言葉をテキストデータに変換」あるいは「音声の特徴を捉えて声を出している人を識別」などを行う機能を指す。音声認識技術は、生活の一部として一般的に普及してきている。
Cloud AutoML(クラウドオートエムエル)は、機械学習の専門知識がなくても、最小限の労力で、高品質のカスタム機械学習モデルをトレーニングできるサービス。
コネクテッドカー(Connected Car)とは、「ICT端末を搭載し、車両状態や周囲道路状況などのさまざまなデータをセンサーにより取得し、ネットワークを介して集積/分析することで、新たな価値を生み出す自動車」を意味する。次世代の車として人を目的地へ運ぶ以上の価値を提供することが期待されている。
Analytics News ACCESS RANKING