CLOSE UP コラム | 【AI】セコム、AI勤務シフト自動作成サービスを開発---飲食業や小売業の勤務シフト管理をサポート、AIが補充候補をリコメンド

【AI】セコム、AI勤務シフト自動作成サービスを開発---飲食業や小売業の勤務シフト管理をサポート、AIが補充候補をリコメンド

CLOSE UP 事例

2018年06月21日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

セコムは、AI勤務シフト自動作成サービス「セコムかんたんシフトスケジュール」を開発し、9月から販売を開始すると発表した。

サービスのメリット

AIを活用して勤務シフト自動作成できるようになることで、飲食業や小売業の課題である「勤務シフト作成の手間」「シフト調整の心理的負担」などを軽減するという。

主な機能

セコムかんたんシフトスケジュールでは、まずAIが、スタッフがPCやスマートフォンなどから登録した希望をもとに勤務シフトを自動で作成する。

欠員のある時間帯や店舗などについて、PCやスマートフォンで一覧表示として確認できる。

スタッフの「勤務状況」や「欠員への応援実績」などをもとにして、AIが補充候補を管理者におすすめする「AIリコメンド機能」も備える。

勤務シフト作成ノウハウを活用

勤務シフトの自動作成には、セコムが持つ警備員や看護師向け勤務シフトを自動作成するAIを活用している。さらに、吉野屋の店舗運営ノウハウを取り入れることで、飲食業などの繁忙期に応じたシフトや短時間シフトなどにも対応している。

一方、AIリコメンド機能にはエクサウィザーズのAI技術を活用し、スタッフの性格や志向までを考慮したリコメンドを行う。

以上、下記URLからの要約
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/20/news121.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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