Zinraiとは、富士通が提供するAIプラットフォームサービスで、多様なAI機能やディープラーニング機能を利用できる。
Zinraiは、富士通のAIに関する技術ベースに開発されたAIプラットフォームサービスで、各種AI機能やサービスを提供する。
「音声テキスト化機能」や「自然文解析機能」などさまざまな機能を備えるAPIや、ハイパフォーマンス環境ですぐに利用できるディープラーニングサービスなども提供している。
導入から運用までの全サイクルにわたって統合的なサポートも利用できる。
Zinraiは日本で生まれた国産AIという特徴を持つ。
「複雑な言語である日本語の処理に強い」というメリットがあるため、日本語チャットボット開発にアドバンテージがある。
また、APIの詳細ドキュメントまで日本語で用意されているため、安心して利用しやすい利点もある。
Zinraiの各種AI機能はAPIを通して利用できる。
プログラミングインターフェースとして利用することで、ユーザーが自社のシステムに各種AI機能を導入できる。また、「PC」「スマートフォン」「タブレット」「IoT」「エッジ」などあらゆるデバイスから接続できる。
クラウドサービスだけではなく、オンプレミスでも利用できる。
「画像分類」「シーン分類」「物体認識」の3種類の画像認識機能を提供する。
フリーピッチの手書き文字列を認識する。
高速かつ高精度に認識した音声をテキストに変換する。
入力された文字を音声に変換する。単語辞書に専門用語を登録することで、より正確に発音できる。
入力された音声データを解析し、「声の高さ」や「変化パターン」から満足度を推定する。推定結果は満足度を数値化した満足度スコアで1秒単位で表す。
自然文を解析し、文章から「人名」や「地名」などの固有名を抽出する。
文章の文脈を解析し、文章内容を分類する。
文章内の地名を抽出し、文脈から「住所」や「緯度/経度」を推定する。
過去の入出力データから、新たな入力データに対する候補を提供する。
入力したテキストをニューラル機械翻訳により瞬時に自然に翻訳する。
キーワードや文章の「意味」で文書を検索する。専門用語を知らない経験の浅い人でも簡単な言葉で専門的な文書を発見できる。
質問文に対して、あらかじめ学習した対応履歴から適切な回答を検索し、確度の高い順に表示する。
企業名や住所で検索すると、その企業に関するさまざまな情報を一元的に取得できる。
文書を特徴づけるキーワードを抽出し、それらのキーワードを元に文書間の関係を構造化する。
知識構造化データを使用して、入力されたキーワードと意味の近い文書を検索する。
「Zinraiディープラーニング」は、膨大なデータを高速に学習して、画像やテキストなどの認識を行う学習モデルを作成できるサービス。
クラウドサービスとして利用できる他に、オンプレミスでのシステム提供も可能となっている。
→FUJITSU →Zinrai →Zinrai ディープラーニング
・主要ディープラーニングフレームワークに対応
・GPUクラスタサポート
・グラフデータを直接学習可能
・時系列データ学習技術「Deep Tensor」
・エッジデバイスに対する「学習済モデル配信機能」「再学習機能」 など
参考元サイト
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