IoT(Internet of Things)とは、従来インターネットに接続されていなかったさまざまなモノ(センサーデバイス、デジタルデバイス、工業機械、駆動装置、建物、車など)が、ネットワークを通じてサーバやクラウドサービスに接続されることで、相互情報交換や遠隔制御できる仕組みを指す。

IoTとは

IoT(Internet of Things)とは、従来インターネットに接続されていなかったさまざまなモノ(センサーデバイス、デジタルデバイス、工業機械、駆動装置、建物、車など)が、ネットワークを通じてサーバやクラウドサービスに接続されることで、相互情報交換や遠隔制御できる仕組みを指す。

IoTとは

■概要

IoT(Internet of Things)とは、従来インターネットに接続されていなかったさまざまなモノ(センサーデバイス、デジタルデバイス、工業機械、駆動装置、建物、車など)が、ネットワークを通じてサーバやクラウドサービスに接続されることで、相互情報交換や遠隔制御できる仕組みを指す。

「Internet of Things」の略からもわかるように「モノのインターネット」という意味でも使われている。IDCでは『IP接続による通信を、人の介在なしにローカルまたはグローバルに行うことができる識別可能なエッジデバイスからなるネットワークのネットワーク』と定義している。

さまざまなモノがインターネットに接続されることで、これまで収集できなかったデータについて「処理」「変換」「分析」が可能となり、より高い価値やサービス生み出すことが可能となる。

■名称由来

「IoT」というワードは、RFID(Radio-Frequency IDentification)の開発に取り組んでいたイギリスのテクノロジー先駆者であるケビン・アシュトンが氏による造語で、1999年に初めて使われたとされている。

その後、スマートフォンやクラウドコンピューティングなどのネットワークインフラが普及していったことにより、この環境全体を表現する概念としても使われる。

■日本の法律による定義

日本の法律におけるIoTの定義は、2016年4月20日に成立した法律により改正された「特定通信・放送開発事業実施円滑化法」の附則において、「インターネット・オブ・シングスの実現」について「インターネットに多様かつ多数の物が接続され、及びそれらの物から送信され、又はそれらの物に送信される大量の情報の円滑な流通が国民生活及び経済活動の基盤となる社会の実現」として定義されている。

→e-Gov →特定通信・放送開発事業実施円滑化法

IoTのネットワーク規格

■ネットワーク方式

IoTデバイスとインターネットとの接続方法として「直接通信方式」と「デバイスゲートウェイ方式」の2つがある。

直接通信方式

「直接通信方式」では、IoTデバイスそのものが直接インターネットに接続する。

次に挙げる「デバイスゲートウェイ方式」に比べた場合、「費用と消費電力は不利」「カバー範囲の広さが有利」となる。

M2M無線通信規格としては「WWAN(Wireless Wide Area Network)」が該当する。

デバイスゲートウェイ方式

「デバイスゲートウェイ方式」では、IoTデバイスには必要最低限のセンサーなどの機能のみを搭載し、IoTゲートウェイ機器を介してインターネットに接続する方式。

IoTデバイスの消費電力を抑えることができる点がメリットとなる。

M2M無線通信規格では「WPAN(Wireless Personal Area Network)」や「WLAN(Wireless LAN)」が該当する。

■LPWA通信規格

近年では、LPWA(Low Power Wide Area)に注目が集まっている。

LPWAは、「100bps~数10kbpsという通信速度の遅さ」という弱点はあるが、「低コスト」「省電力」「広範囲エリアカバー」などの特徴があるため、リアルタイム性を必要としないセンサーデバイスとの接続方式として人気が高まっている。

SIGFOX

SIGFOXは「グローバル展開力」を強みとしており、(デバイス数が多い場合)1回線あたりの通信料金は年100円程度の低コストを特徴としている。

https://www.sigfox.com/

LoRaWAN

LoRaWANの仕様は、400社以上が参加するLoRaアライアンスでオープンに策定されている。

Wi-Fiのように必要な場所に自由にネットワークを構築できる点を特徴としている。

https://lora-alliance.org/

NB-IoT

NB-IoT(Narrow Band IoT)は、携帯電話の低出力域を使用するIoT通信デバイス向けの通信規格。

モバイルキャリアのLTE基地局をベースにネットワークを展開できるため、早期に全国規模展開が行える利点がある。

 

参考元サイト

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

IoT最新TOPICS

【IoT】サイバー攻撃者に狙われる「UPS(無停電電源装置)」---米国政府からの警告(2022年04月01日 11:30)

「UPS」とは 概要 「UPS」(Uninterruptible Power Supply)(無停電電源装置)とは、 「サーバルーム」や「データセンター」などにおいて、停電発生時にオフグリッド電力を供給するための「電源バックアップ」を提供することを目的とし...

イベント情報

セミナー講演資料

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

【Microsoft365ユーザー向け】クラウドメールサービスの保護に向いていない、ゲートウェイ方式メールセキュリティの課題 ~API連携・AI技術により、セキュリティ強化と運用効率化を実現~

世界最高峰のリアルハッカー集団を活用した脆弱性対策 ~米国政府も採用、脆弱性診断・ペネトレーションテストを大胆に変革する方法~

文書を作る過程における情報(Slack/Teamsでのコメントなど)をどう管理、共有するべきか? ~新しい文書情報管理の考え方~

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter