ウェアラブルデバイスとは、手首/腕/頭など体の一部に装着して使用するコンピュータデバイスの総称を指す。

  • ウェアラブルデバイスとは

ウェアラブルデバイスとは

ウェアラブルデバイスとは、手首/腕/頭など体の一部に装着して使用するコンピュータデバイスの総称を指す。

目次

「ウェアラブルデバイス」とは
■概要
■基本説明
■別称
■さまざまなタイプが存在
■市場規模

「ウェアラブルデバイス」のメリット
■手が塞がらない

「ウェアラブルデバイス」の課題
■バッテリー稼働時間/小型化
■情報漏洩---生体情報収集に対する懸念
■プライバシー保護---「Google Glass」は販売中止へ

ユースケース
■情報デバイス用途
・スマートウォッチ型
・スマートグラス型
■健康管理用途
・概要
・主な用途
・救急通報「セコム・マイドクターウォッチ」
■アクティビティトラッカー(運動記録)用途
■作業指示用途
・活用が期待される主な分野

「ウェアラブルデバイス」とは

■概要

ウェアラブルデバイスとは、手首/腕/頭など体の一部に装着して使用するコンピュータデバイスの総称を指す。

■基本説明

ウェアラブルデバイス(Wearable Device)」とは「ウェアラブル(身に付けられる)」+「デバイス(端末/装置)」を組み合わせた用語。

コンピュータ機器ではあるが、ノートPC/タブレット/スマートフォンのように利用するものとは異なり、手首/腕/頭などに一度装着したら、身に付けた状態で利用できる。「取り回したり持ち直したりする必要がない」という特徴がある。

「スマートフォン機能の一部を肩代わり」「バイタルログ収集」などの機能を有し、スマートフォンとの通信機能を搭載しているものが多い。

■別称

ウェアラブルデバイス」の別称として次のようなものがある。
・ウェアラブル端末
・ウェアラブルコンピュータ(Wearable Computer)
・スマートデバイス(Smart Device) など

■さまざまなタイプが存在

ウェアラブルデバイスは、IoTの増大と共にさまざまな発展を遂げており、身に付けるという特性もあり、多種多様な形態が存在している。
・腕時計型
・リストバンド(ブレスレット)型
・メガネ型
・ヘッドマウントディスプレイ型
・クリップ型
・指輪型
・靴型
・懐中型
・ペンダント型
・衣類型 など

■市場規模

ウェアラブルデバイスは、昨今、「スマートフォン/IoTの普及」「ハードウェアの小型化や軽量化の実現」などを背景として、安全/簡単/正確に使える最新IT機器として、健康意識の高い人や新種のデジタルガジェットに興味のある人々から注目され普及が進んでいる。

IT専門調査会社IDC Japanの調査によると、「2017年の出荷台数は1億2170万台」であり、「2021年には2億2950万台に成長」「2021年の年間平均成長率は17.2%と二桁成長が続く」と予測されている。
→IDC Japan →2021年までのウェアラブルデバイスの世界・国内出荷台数予測を発表

ウェアラブルデバイスは今後ますますユーザー数が増加していくと予想されており、スマートフォン以上に普及していく可能性も秘めている。

「ウェアラブルデバイス」のメリット

■手が塞がらない

ウェアラブルデバイスの最大の特徴として「手が塞がらない」という点がある。

スマートフォンのように手に持って使用するのではなく、常に身に付けるタイプであるため、移動中や運動中など手がふさがっている場面でも利用することができ、普段の生活により密着した使い方ができる。

ウェアラブルデバイスに対する操作は「タッチ操作」「音声認識」「ジェスチャー」などで行う。

「ウェアラブルデバイス」の課題

■バッテリー稼働時間/小型化

「ウェアラブル デバイス」の課題としては、身につける(ウェアラブル)ための最適化がある。

ウェアラブルデバイスがさらに普及していくためには、「使いたい時に常に使うことができる」「使うことが負担にならない」などの要件を満たす必要がある。

ウェアラブルデバイスには、稼働時間を伸ばすための「バッテリーの高性能化」「CPU/デバイスの省電力化」や、装着していることを意識させないための「パーツの小型化」「軽量化」などが求められる。

また、長時間身に付けるため、「低温やけどを防ぐための発熱問題対策」や「肌に直接触れる部分について汗で金属部品が腐食しない設計」などの安全面についても配慮が必要となる。

■情報漏洩---生体情報収集に対する懸念

ウェアラブルデバイスは、センサーデバイスとしてさまざまなログを収集できる機能がある。個人情報を含む収集ログが漏洩してしまう懸念がある。

特に、ヘルスケア用のウェアラブルデバイスでは、脈拍/脳波などの個人の健康状態を計測することもできるため、生体情報が流出した場合のリスクは大きいものとなる。このようなログ情報を収集すること自体に抵抗を感じる層は一定数存在する。

■プライバシー保護---「Google Glass」は販売中止へ

カメラ機能を搭載しているメガネ型の場合、装着者が見た光景を映像データとして記録できるが、意識的/無意識的に盗撮行為が発生することが懸念される。

Googleが開発していたメガネ型ウェアラブルデバイス「Google Glass」は、プライバシー侵害が懸念された結果、販売中止を余儀なくされた経緯がある。

ユースケース

ウェアラブルデバイスは、登場してそれほど間もないが、すでにさまざまな形で利用されている。今後、デバイスが高機能していくことによって、より幅広く多彩な用途で利用されるようになることが期待されている。

■情報デバイス用途

ウェアラブルデバイスは、スマートフォンと通信し連携することで、スマートフォンの利用をサポートする情報デバイスとして利用されている。

スマートウォッチ型

ウェアラブルデバイス市場の中では、腕時計型デバイス(スマートウォッチ)形態が主流の形状として大きなシェアを占めている。腕時計型デバイスで、文字盤部分に埋め込まれた画面を使用して情報を表示させたり、タッチ操作を行える。

腕時計型であるため付けていても違和感を感じることは少なく、日常生活への溶け込みやすい。デザイン性が優れたデバイスも多数登場しており、ビジネスシーンでも利用できる。

主な機能
スマートウォッチは、スマートフォンとの連携によりさまざまな機能を利用できるようになってきている。スマートフォンを取り出して操作できない場所や移動中でも、通知を受信できるため、連絡を漏らさずキャッチできるメリットがある。
・電話着信通知---スマートウォッチに着信が通知され、そのまま通話も可能
・メッセージ受信通知---メール/SNSなどのメッセージ受信が通知されそのまま確認できる
・マップ参照
・音楽再生
・画像再生
・スマートフォンカメラのリモコン機能 など

スマートグラス型

スマートグラス型は、メガネ型の形状で、レンズ部分が透過性のあるディスプレイになっている。フレーム部分などにコンピュータが内蔵されており、普通のメガネと同様に耳にかけて使用し、視界の一部などに必要な情報を表示できる。

人間の能力を拡張できるデバイスとして活用法が研究されている。

ユースケース
・目的地までのナビゲーション---地図を表示させてルート表示
・見たものに対する各種情報を表示
・AR(Augmented Reality:拡張現実)デバイスとして利用---プロモーション、ゲーム
・音声検索による結果表示
・メール送受信
・映像撮影
・画像撮影 など

■健康管理用途

概要

ウェアラブルデバイスは体に身に着けている状態となるため、24時間身に付けることも難しくない。そのため、長期間の記録が必要となる体に関するデータの収集も容易に行うことができ、健康管理や健康増進用途として利用できる。

ウェアラブルデバイスのモニタリング機能により、生活習慣の可視化が行えるようにより、「生活習慣改善」「運動不足改善」「睡眠改善」などに活用できる。医療目的などによる応用範囲拡大も期待されている。

企業によってはウェアラブル端末を配布して社員の自己管理を促進するケースも出てきており、生産性にも直結する心身の健康状態改善のための有効な投資となりえる。

主な用途

・歩数計---1日の歩数を記録し目標と実績の管理を行える
・移動記録---行動範囲の可視化
・消費カロリー計---活動量を計測することで消費カロリーを算出
・睡眠計---睡眠時間や睡眠状態を記録し、睡眠リズムや睡眠の質を可視化
・脈拍/心拍計---リラックス状態やストレス度合いを可視化

救急通報「セコム・マイドクターウォッチ」

セコムは救急対応できるウェアラブルデバイス「セコム・マイドクターウォッチ」を開発している。

通常時は健康ログ収集などを行い、急変時には自動で状況を検知して救急通報できる。特に端末操作に慣れていない高齢者に対してでも利用できる点がメリットとなっている。

→セコム →セコム・マイドクターウォッチ

■アクティビティトラッカー(運動記録)用途

スマートウォッチ(リストバンド)型のウェアラブルデバイスを利用すると、運動に関するログを収集して可視化できる。

「加速度センサー」「コンパス」「GPS」「ジャイロセンサー」などが搭載されている高機能なウェアラブルデバイスを利用することで、より詳細な運動記録を行える。

カロリー消費量を把握でき、ゲーム感覚で運動を行えるため、ダイエットに関してモチベーションを高めるためにも利用できる。

■作業指示用途

さまざまな現場において、「作業指示書参照」「マニュアル類参照」などの確認を行いながら作業するためのウェアラブルデバイスの導入が進んでいる。

スマートグラス型のウェアラブルデバイスを装着することで、手を止めることなく、各種情報を参照しつつ作業を進めることができるため、「作業効率向上」「作業精度向上」などの効果を期待できる。

活用が期待される主な分野

・車両/飛行機メンテナンス
・医療分野
・店舗内コミュニケーション
・カスタマーサポート など

 

参考元サイト

ウェアラブルデバイス最新TOPICS

【SmartWatch】健康管理目的でのスマートウォッチ慢性患者ユーザーが増加(2018年09月04日 12:04)

健康アプリ「Cardiogram」は、Apple Watchやその他のウェアラブルでのサービスの利用から得られた知見を共有している。

慢性症状患者のウェアラブル使用は増加

同社は「糖尿病」「心房細動」「高血圧」「睡眠時無呼吸症候群」などの健康状態として慢性的症状を持つ人々のウェアラブル使用の増加を発見した。

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