「ボット(BOT)」とは、人間がコンピュータを操作して行う処理について、人間に代わって特定の命令に従って自動的に実行するアプリケーションプログラムを意味する。主にインターネットにおいて単純な繰り返しタスクを自動で実行するプログラムを指し、ボットによるタスク実行速度は人間が手動で行う場合に比べて遥かに高速に実行される。

ボット (Bot) とは

「ボット(BOT)」とは、人間がコンピュータを操作して行う処理について、人間に代わって特定の命令に従って自動的に実行するアプリケーションプログラムを意味する。主にインターネットにおいて単純な繰り返しタスクを自動で実行するプログラムを指し、ボットによるタスク実行速度は人間が手動で行う場合に比べて遥かに高速に実行される。

概要

「ボット(BOT)」とは、人間がコンピュータを操作して行う処理について、人間に代わって特定の命令に従って自動的に実行するアプリケーションプログラムを意味する。

■語源

「ボット(BOT)」の名称は、人に代わって作業を行う機械「ロボット(ROBOT)」を語源としている。

別称として「インターネットボット(Internet Bot)」「ウェブボット(Web Bot)」などがある。

主な特徴

■タスクを繰り返し実行

ボットは、主にインターネットにおいて、単純な繰り返しタスクを自動で実行するプログラムを指す。そのため、ローカルマシン内でのみ動作するプログラムは含まない場合が多い。

ボットによるタスク実行速度は、人間が手動で行う場合に比べて、遥かに高速に実行される。

主なボット種類

■検索エンジン用サーチボット「クローラー」

ボットの代表例として、「クローラー」や「検索ロボット」「サーチボット」と呼ばれる機能がある。

Googleなどの検索エンジンなどが、インターネット上に存在する無数のWebサイトを定期的に巡回して、サイト情報を自動的に収集する。サイト内のページ上のリンクを順にたどっていくことで、それぞれの情報を自動的に収集して、分析と分類を行い、データベース化していく。

この作業を人間の手作業で行おうとした場合には、膨大な時間とコストがかかるが、常時「クローラー」に実行させることで、検索結果をアップデートし続けることが可能になる。

サイト管理者は、設定ファイル「robots.txt」や「Webページ(HTMLファイル)のmetaタグ」などの指定により、「クローラー」巡回による情報収集を回避することもできるようになっている。

■コミュニケーションボット

「コミュニケーションボット(AIアシスタント)」とは、人間の自然言語による質問を受け付け、自然に応答できるボット。

「天気予報」「郵便番号情報」「スポーツ対戦結果」などの情報を提供する。

代表的なコミュニケーションボットとして、Apple「Siri」、Microsoft「Cortana」、Google「Googleアシスタント」などがある。

■Twitterボット

「Twitterボット」とは、Twitter上において自動的にツイートを発信するプログラムのことで、これもボットの一種とされる。

ツイート内容としては「天気予報」「時報」「公共交通の運行情報」などの役立つ情報を発信しているものが多い。

さまざまなTwitterボット用のプログラムやサービスが用意され、シンプルなボットであれば、プログラミングスキルがなくても作成できる。

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