チャットボット開発用プラットフォームとして、「Botpress」「BotMan」「VISEO Bot Maker」について紹介。

チャットボット開発用プラットフォーム

チャットボット開発用プラットフォームとして、「Botpress」「BotMan」「VISEO Bot Maker」について紹介。

無料で利用できるオープンソースのチャットボット開発用プラットフォームを紹介。

Botpress

■概要

Botpressは、オープンソースのボット作成オールインワンプラットフォーム。

AIベースの会話アシスタントを「構築」「デバッグ」「展開」するために必要なすべてのツールを提供している。

「組み込み言語理解機能(NLU)」「機能的なグラフィカルインターフェース」「ダイアログマネージャー」などを備えており、「チャットボット」や「AIベース仮想アシスタント」を簡単に作成できる。

→botpress.io

■主な特徴

オンプレミス実行

Botpressはオンプレミスで実行できるため、ボットが扱うデータについて自社で完全に制御できる。

デプロイ性

Botpressは「ローカルサーバ」「データセンター内」「クラウドプロバイダ」など、さまざまな環境にデプロイして実行できる。

ベンダーロックインを回避

Botpressを使用すると、すべてのデータがエクスポートしやすい独自専用データベースに保存される。

ロックインはなく、作成したボットを他システムやソフトウェアベンダーにいつでも自由に移行できる。

モジュラーアーキテクチャ

Botpressはモジュラー型アーキテクチャに基づいているため、開発者や企業が新しいモジュールを開発してBotpressに統合することで、機能追加を実施できる。

BotMan

■概要

BotManは、クロスプラットフォームチャットボット開発用のオープンソースPHPフレームワークであり、PHPライブラリとして利用する。

複数のメッセージングプラットフォーム向けのボット開発タスクを簡素化するように設計されており、「単純なコマンドボット」から「高度な会話型インターフェース」まで対応できる。

→botman.io

■主な特徴

チャットボットフレームワーク非依存

BotManは、特定のチャットボットフレームワークには依存しないPHPライブラリとして利用する。

そのため、使用するチャットボットフレームワークに関係なく、既存のコードベースで使用できる。

可読性の高いコード構文

BotManは、可読性が高く表現力豊かで強力な構文を備えているため、フレームワークコードではなくビジネスロジックに集中できる。

サポートメッセージングプラットフォーム

BotManは以下のメッセージングプラットフォームをサポートしている。

チャットボットロジックを1回作成すれば、各種メッセージングプラットフォームに接続して、チャットボットサービスを提供できる。

・Amazon Alexa
・Facebook Messenger
・Slack
・Telegram
・Microsoft Bot Framework
・Nexmo
・HipChat
・WeChat など

VISEO Bot Maker

■概要

VISEO Bot Makerは、モジュール式で使いやすいオープンソースのボットメーカー。

Node-REDの上に構築されており、チャットボットやボーカルアシスタントを簡単に作成できる。

→bot.viseo.io

■主な特徴

会話設計とコーディングを分離した開発プロセス

会話デザイナーと開発者が分かれている場合、会話設計とコーディングを分離した開発を実施できる。

モジュラーおよびマルチチャンネル

作成したチャットボットは各種外部サービスに接続できる。

・各種メッセンジャーサービス
・Google Assistant
・Amazon Alexa など

最先端テクノロジーを実装

VISEO Bot Makerは信頼性の高いベンダーのオープンソーステクノロジーに基づいており、「Microsoft Bot Maker」や「信頼性とセキュリティのためのDockerイメージ」などの最新技術も実装している。

チャットボットのエンドツーエンド配信を制御することにより独立性を維持している。

ボット最新TOPICS

【Botnet】セキュリティ企業「Avast」×フランス国防総省---マルウェア「Retadup」デバイスボットネット壊滅作戦を実行(2019年09月03日 13:47)

セキュリティ企業「Avast」はフランス国防総省と協力して、100万台近くのデバイスボットネットを自己破壊させた。 Avastが追跡していたマルウェア「Retadup」 Avastは以前から「Retadup」と呼ばれるマルウェアを追跡していた。 このマルウェアはWindowsマシンに影響を及ぼし...

イベント情報

セミナー講演資料

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

SMS認証の代替手段、より高セキュアな“電話発信認証サービスTELEO”とは? ~スマホによる多要素認証の比較と、SMS認証のリスク~

文書を作る過程における情報(Slack/Teamsでのコメントなど)をどう管理、共有するべきか? ~新しい文書情報管理の考え方~

世界最高峰のリアルハッカー集団を活用した脆弱性対策 ~米国政府も採用、脆弱性診断・ペネトレーションテストを大胆に変革する方法~

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

  • OSSNEWSに広告を掲載しませんか?

facebook

twitter