■相関関係とは
「相関関係」とは、一方の値が変化すれば、他方の値も変化するという、2つの値の関連性を指す。
数式で例えるならば、「Y=X」や「Y=X−2」など、基本的に直線として描けるものである。
ビッグデータの革命性は、分析する対象が圧倒的に増えた点にある。これまでは技術的な問題から対象とするのは一部抜粋や群体にとどまっていたデータから、全てのデータを対象に分析できるようになったからである。WEBマーケッターの「目」が、虫の目、鳥の目、魚の目だけでなく、今までは見ることのできなかった「神の目」を持つことになったとも言える。
そういう観点で、ビッグデータ活用においては、因果関係より相関関係を重視するという論調が強い。
http://www.mm-lab.jp/report/the-difference-of-correlation-and-causal-relationship/
■相関関係と因果関係との違い
「因果関係」とは、「原因と結果」を意味するサンスクリット語の漢訳であり、総じて、因果関係とは2つ以上のものの間に原因と結果の関係があると言い切れる関係を意味する。
例えば、「気温が上昇するとエアコンの売れ行きが伸びる」といったケースでは、「気温が上がる」事象が原因でなって「エアコンが売れる」という結果が導かれる。原因と結果の関係は常に一方通行の関係にあり、結果が先になることはありえない。
対して相関関係は、「気温」と「エアコン」の関連性を指し示す。
つまり、因果関係と相関関係は似て非なるものであり、因果関係は理由が明確な1本のストーリーであるのに対して、相関関係は2本のストーリーの関係性を表していると言える。
http://www.mm-lab.jp/report/the-difference-of-correlation-and-causal-relationship/
■エクセル(EXCEL)による相関関係分析の例
エクセル(EXCEL)による相関関係分析の例は、次のとおり。
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