ユーザーの利便性向上に貢献するボットに対して、不正な目的で使用されているボットも存在している。
「ウイルスボット」とは、コンピュータを外部から遠隔操作するためのバックドア型不正プログラムの一種である。
ウイルスボットに感染したコンピュータは、高度/大規模な破壊行為を行うために複数のコンピュータを連携させる「ボットネットワーク」の一部として動作するようになり、迷惑行為や犯罪行為に悪用されてしまう。
・迷惑メール配信
・インターネット上のサーバへのDDoS攻撃
・感染したコンピュータに含まれる情報の盗み取り(スパイ活動) など
ウイルスボットに感染されたコンピュータの所有者は「被害者」兼「加害者」になってしまうため、ウイルスボットへの対策として、日常的に適切な情報セキュリティ対策を心がける必要がある。
・OS/ソフトウェアを常に最新の状態にする
・総合的なセキュリティソフト導入(常に最新状態に更新)
・外部不正サイトへのアクセスをブロック(Web経由でのボット感染を防ぐ)
・スパム対策機能(電子メール経由でのボットの侵入を防ぐ)
オンラインゲームで利用されるボットは、本来プレーヤーが操作するキャラクターをプレーヤーに代わって「自動操縦」するプログラムを意味する。
自動的にゲーム内通貨や価値のあるアイテム獲得を続けるため、ゲームバランスを崩壊させるものとして、多くの場合ネットゲーム上でのボットの使用は規約によって禁止されている。
「スパムボット」は、サイトを巡回して電子メールアドレスを収集してスパムメールを大量に送信したり、掲示板やブログなどにスパム広告を大量に書き込むことを行う。
参考元サイト
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