CLOSE UP コラム | 【IoT】凸版印刷、「IoT建材」開発を開始---IoTスマートホーム実証実験に参画、効果的な見守りサービスの可能性を検証

【IoT】凸版印刷、「IoT建材」開発を開始---IoTスマートホーム実証実験に参画、効果的な見守りサービスの可能性を検証

CLOSE UP 事例

2018年06月14日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

凸版印刷株式会社は「建装材に各種センサーなどのIoT機器を組み合わせた新製品」の開発を開始した。

IoTスマートホーム実証実験に参画

第一弾として、NTTドコモ、横浜市、and factoryなどが「I・TOP横浜」内のプロジェクトとして推進する「未来の家プロジェクト」の取り組みの1つとして横浜市内で実施する「IoTスマートホームを用いた生活モニタリング実証実験」に参画している。

センシング床材

同社は、実証実験において、床材と圧力センサーを組み合わせることで位置検出を実現する技術を用いた「センシング床材」を提供している。

居住者が床を踏むことで検出される位置情報や日時データを収集する。それらのデータを活用して「居住者の健康/活動状態について離れて住む家族のモバイル端末などで見守る仕組み」などのサービスの実現可能性について検証する。

今後の展開

同社は、生活の中に建装材を通じてIoT機器がさりげなく溶け込み、居住者の健康管理や見守りなどをサポートする未来の生活空間の実現を目指すとしている。

以上、下記URLからの要約
https://iotnews.jp/archives/98314


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

NB-IoT(Narrow Band-IoT)

  • 用語集

LPWA性能を持ったLTEの規格。IoTで使うことを前提に、既存のLTEを拡張し、LTEより簡単に低速と低電力化を実現する。

SAS Visual Analytics(エスエーエスビジュアルアナリティクス)

  • AI

SAS Visual Analytics(エスエーエスビジュアルアナリティクス)は、すべての機能を単一の統合インメモリ環境で活用できるBI(ビジネスインテリジェンス)ツール。

Cloud TPU(クラウドTPU)

  • AI

Cloud TPUは、TPUアクセラレータハードウェア上でTensorFlowを使用して機械学習ワークロードを実行できるGoogle Cloudのサービス。

Computer Vision(コンピュータビジョン)

  • AI

Computer Visionは、Azureが提供するクラウドベースのイメージ分析サービス。イメージを処理して情報を返す高度なアルゴリズムを利用できる。

自動運転車(Autonomous Car)

  • 用語集

自動運転車は、電子制御と自動運転装置を使用して、人間の手を介さずに出発地から目的地まで走行できる機能を有する。車両に搭載されたレーダー/カメラなどのセンサー類と、GPS(全地球測位システム)などを利用して、周囲の状況を把握して車両の走行制御を行う。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

注目のDB技術「HTAP」とは? ~手軽に、かつ高速に、リアルタイム分析を実現する方法~

データ分析の課題をAWS Analyticsサービスで解決する方法

データ活用におけるクレンジングの課題 〜「データ連携ツールを使っても非エンジニアには負担」の解決策〜

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter