CLOSE UP コラム | 成蹊大学×NTT Com、学生の快適な学習環境を実現するための実証実験を開始---「空間の価値」の最大化、各種環境データを分析

成蹊大学×NTT Com、学生の快適な学習環境を実現するための実証実験を開始---「空間の価値」の最大化、各種環境データを分析

CLOSE UP 事例

2018年02月14日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

成蹊大学とNTTコミュニケーションズ株式会社は、2月13日、学生の快適な学習環境を実現するための「空間の価値」の最大化に向けた実証実験の開始を発表した。

経緯

2者は、2017年4月に開始した「IoT技術を用いた環境モニタリング実証実験」において、大学講義室内や図書館内に設置したセンサーから、適正な環境データ(温湿度)取得に成功した。

実証実験概要

この成功を受け、学習効率が最もよい環境を「空間の価値」が最大化された状態と定義し、センサーから「温湿度」に加えて、「照度」「CO2濃度データ」などを収集する。

「学生や教職員の体感評価」と組み合わせ、各種データを分析することで、学生の快適な学習環境(快適な温湿度/照度/CO2濃度など)を導き出す実証実験を2月19日から実施する。

環境データの収集と分析

実証実験では、成蹊大学の大学講義棟や図書館などの居室内に設置した約30個のセンサーで各種環境データを収集し、NTT ComのIoT向けクラウドサービス上に蓄積する。

蓄積されたデータを分析し、最適な学習環境を実現する条件を特定し、「空間の価値」の最大化を図る。

以上、下記URLからの要約
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1106145.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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