CLOSE UP コラム | 書店店頭用デジタルサイネージ型システム「AI書店員」---顔認識AIによるリアルタイム映像解析、性別/年代/表情などを推定しオススメ書籍を紹介

書店店頭用デジタルサイネージ型システム「AI書店員」---顔認識AIによるリアルタイム映像解析、性別/年代/表情などを推定しオススメ書籍を紹介

CLOSE UP 事例

2017年11月09日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

sMedioは、トーハンと共同で、書店店頭用デジタルサイネージ型システム「AI書店員」を開発した。11月6日より、ブックファースト新宿店において実証実験サービスをスタートした。

「AI書店員」とは

「AI書店員」のシステムは、店舗用デジタルサイネージシステムに、顔認識AIソフトウェアを搭載したもの。

デジタルサイネージの画面を見ている人物の顔の映像から、性別/年代/表情などを推定し、表示内容を変更できる。

顔認識AIによるリアルタイムの映像解析が行われ、個人の特定や映像の録画(保存)はしないようにプライバシーに配慮されている。

体験型ショッピングを実現

「AI書店員」では、顔認識AIの検出対象者を1名に限定している。

デジタルサイネージ表示を対話型の内容とすることで、それぞれの対象者に最適な「お勧めの作品」を表示できる。

この機能により、リアル店舗ならではの、ゲーム感覚で楽しめる体験型ショッピングを実現する。

アガサ・クリスティー作品フェアと連動

今回のプロモーションは、アガサ・クリスティー作品フェアと連動して実施している。数十点のアガサ・クリスティー作品から、対象者にお勧めのタイトルを選定する。

以上、下記URLからの要約
https://markezine.jp/article/detail/27412


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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