CLOSE UP コラム | 金沢工業大学、人工知能搭載の修学アドバイザー「KITコグ」サービス開始へ---「IBM Watson」を活用、学生一人ひとりにあった修学アドバイスを提供

金沢工業大学、人工知能搭載の修学アドバイザー「KITコグ」サービス開始へ---「IBM Watson」を活用、学生一人ひとりにあった修学アドバイスを提供

CLOSE UP 事例

2017年08月03日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

金沢工業大学は、2017年8月1日〜4日にかけて、「学生一人ひとりにあった修学アドバイスサービス」を試験的に開始する。2016年9月に同大学において全学的に導入された、コグニティブコンピューティングシステム「IBM Watson」を活用する。

活用する修学ビッグデータ(約40項目に及ぶ学生に関するデータ)

・成績情報
・図書の貸し出し冊数
・学習センターの利用状況
・進路先
・学生個々人の性格診断結果 など

人工知能搭載の修学アドバイザー「KITコグ」

「KITコグ」は、100万件を超える卒業生の学習履歴ビッグデータを学習し活用する。

その学習結果に基づいて、在学生一人ひとりに類似する卒業生をランキング形式で抽出を行う。

在学生に最も類似する卒業生が残した学習履歴データから、「修学に対する具体的な取り組み事例」や「修学に対する改善方法」などの情報を、在学生に対する修学アドバイス情報として提供する。

また、日々の生活や修学に関する情報について、チャットボット機能を用いた対話型アプリを通じて収集できるコミュニケーション機能も有している。

以上、下記URLからの要約
https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201707284194/


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

データ・プレパレーション(Data Preparation)

  • 用語集

データ・プレパレーションとは「分析に必要とされるさまざまな非定型データを収集/整形し、迅速な分析開始のためのサポートを行う機能」を意味する。データ・プレパレーションを直訳すると「データの準備」であり、さまざまなデータソースから大量のデータを取得し、次のデータ分析ステップのための準備を行うことを指す。

Amazon FreeRTOS(アマゾンフリーアールティーオーエス)

  • IoT

Amazon FreeRTOS(アマゾンフリーアールティーオーエス)は、AWSが提供するマイクロコントローラ向けIoTオペレーティングシステム。

Amazon SageMaker(アマゾンセージメイカー)

  • AI

Amazon SageMakerは、さまざまな規模の機械学習モデルを迅速かつ簡単に構築+トレーニング+デプロイできるフルマネージド型機械学習プラットフォーム。

ロボット(Robot)

ロボット(Robot)は、人の代わりに何等かの作業を自律的に行う装置もしくは機械のことで、人間をはじめとする動物の動きを基本に動作する。「産業用ロボット」「サービスロボット」「アミューズメントロボット」「コンピュータプログラム」などに大別される。

SIGFOX(シグフォックス)

  • 用語集

「SIGFOX」(シグフォックス)とは、LPWA技術を利用したグローバルIoTネットワーク。「低価格」「低消費電力」「長距離伝送」を特長としている。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

データ活用におけるクレンジングの課題 〜「データ連携ツールを使っても非エンジニアには負担」の解決策〜

上からも下からもプレッシャー中間管理職の「悩み」をデータの視点で解決 〜タイムリーなデータ活用、円滑な状況共有を導く分かりやすいデータストーリーとは〜

データ分析の課題をAWS Analyticsサービスで解決する方法

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter