CLOSE UP コラム | 【AI/IoT】千葉県柏市、「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」が設立---地域主導の社会実装と事業化で「AIとIoTの街」を目指す

【AI/IoT】千葉県柏市、「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」が設立---地域主導の社会実装と事業化で「AIとIoTの街」を目指す

CLOSE UP 事例

2018年06月28日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」で、2018年6月21日、「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」の設立発表会が開催された。AI研究拠点と連携し「AIとIoTの街」を目指す取り組みが始まる。

「IoTビジネス共創ラボ」とは

「IoTビジネス共創ラボ」とは、2016年に日本マイクロソフトが主導して設立されたもので、IoTプロジェクトの共同検証等を行うことを目的とした企業間コミュニティ。

会員数は現在492社で、8つのワーキンググループが設けられている。

地域主導の社会実装と事業化

柏の葉の取り組みで特徴的なのが、IoTソリューションを開発/提供するベンダー側からではなく、柏市や、柏の葉で街づくりを推進する「柏の葉アーバンデザインセンター」側が「IoTで解決したい」課題を提案し、技術を持つベンダーとともにソリューション開発/実証/社会実装/事業化を進めていこうとしている点にある。

「柏の葉には公民学連携で事業化を支援する仕組みがあることが他の街との違い」と強調し、当初から参画する8社を核としながら、多くの企業/団体を呼び込みコミュニティを拡大していくとしている。

固定資産税を3年間ゼロにする条例

「生産性向上特別措置法」に基づく施策も発表された。

生産性向上を目的に先端設備の導入を行った企業に対して固定資産税の減免等を行う制度で「固定資産税を3年間ゼロにする条例」で取り組みをサポートする。

以上、下記URLからの要約
http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/6168/Default.aspx


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

IoT(Internet of Things)

IoT(Internet of Things)とは、従来インターネットに接続されていなかったさまざまなモノ(センサーデバイス、デジタルデバイス、工業機械、駆動装置、建物、車など)が、ネットワークを通じてサーバやクラウドサービスに接続されることで、相互情報交換や遠隔制御できる仕組みを指す。

goo AI xDesign(グー・エーアイ・クロスデザイン)

  • AI

「goo AI xDesign」は、NTTレゾナントが提供するチャットボットAIサービスセミオーダーソリューション。

Azure Databricks(アジュールデータブリックス)

  • AI

Azure Databricks(アジュールデータブリックス)は、Azureプラットフォームに最適化された「Apache Sparkベース」の分析プラットフォーム。

機械学習(Machine Learning)

「機械学習(Machine Learning)」とは、人間が学習する基本的な仕組みをコンピュータで再現し実現する技術の総称を指す。機械学習では、学習ベースとなる大量のサンプルデータを入力値として用いて、繰り返し解析を行うことで、データから有用な「規則」「ルール」「知識表現」「判断基準」などを抽出し機械学習モデルを構築していく。

リアルタイムデータ処理()

  • 用語集

「リアルタイムデータ処理」とは、すべてのデータをストレージに格納して処理していた従来手法に代わり、ビッグデータをリアルタイムで処理するための手法。「ストリームデータ処理技術」「複合イベント処理技術」「インメモリデータ処理技術」などの技術を利用することで、データをリアルタイム分析できる処理基盤が普及してきている。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

上からも下からもプレッシャー中間管理職の「悩み」をデータの視点で解決 〜タイムリーなデータ活用、円滑な状況共有を導く分かりやすいデータストーリーとは〜

データ活用におけるクレンジングの課題 〜「データ連携ツールを使っても非エンジニアには負担」の解決策〜

データ分析の課題をAWS Analyticsサービスで解決する方法

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter