CLOSE UP コラム | ひまわり生命保険、人工知能(AI)による営業支援を開始---話題順番なども提示、新入社員でもベテラン並の提案に

ひまわり生命保険、人工知能(AI)による営業支援を開始---話題順番なども提示、新入社員でもベテラン並の提案に

CLOSE UP 事例

2018年03月22日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険は、4月から、人工知能(AI)に営業支援を行わせる取り組みを開始する。4月に同社社長に就任する大場氏がインタビューで明らかにした。

AI営業支援

担当者が営業する際、会話の中で出てきたキーワードをパソコン/タブレットに入力すると、AIが判断して営業先の満足度が高まるような話題/データ/資料などを表示して営業支援を行う仕組み。

例えば、子供の話題になった際に「子供」などのキーワードを入力すると、AIが「教育費に関する情報/統計データ/各種資料」などを検索して端末の画面に表示し、「話題を投げかける順番」なども提示する。

AI学習

同社の売り上げ上位の優秀なベテラン営業担当者約50人の会話を記録し、1年以上前からAIにノウハウを学ばせてきた。

大場氏は「新入社員でもベテランと同じような提案が可能になる」と話している。

顧客の健康を後押しする保険

大場氏は、収入保障保険について、「たばこをやめる」など健康状態や生活習慣を改善させると保険料が最大3割安くなり、過去に支払った保険料との差額が祝い金として返金されるサービスを導入することも明らかにした。

今後も、顧客の健康を後押しする保険の開発を進めていく方針としている。

以上、下記URLからの要約
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180316/bse1803160500003-n1.htm


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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