CLOSE UP コラム | NTTロジスコ、AI学習で注文情報から最適梱包箱のサイズを予測---通販物流の効率化へ

NTTロジスコ、AI学習で注文情報から最適梱包箱のサイズを予測---通販物流の効率化へ

CLOSE UP 事例

2018年03月08日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

NTTロジスコは、物流センターから商品を出荷する際に使用する梱包箱のサイズを人工知能(AI)で予測するシステムの開発に着手した。2018年4月のサービス開始を目指すとしている。

多種多様な梱包箱による問題

通販物流では、物流センターに保管する数千種類の商品から注文されたものを梱包し、宅配便で配送している。

取り扱う商品の形状やサイズが多種多様なだけでなく、請け負う企業によって梱包箱も異なり、数種類~100種類近くの梱包箱を使い分ける企業もある。

最適な梱包箱のサイズを予測するために、全商品の寸法データを用いて計算する方法もあるが、商品の寸法データがない場合や、新商品が出るたびに商品の寸法を測定する必要があり、手間とコストがかかるという問題があった。

AI学習による最適梱包箱のサイズ予測

今回開発するシステムは、人手による出荷実績(注文情報+使用した梱包箱サイズ)をAIに学習させることで、注文情報から最適な梱包箱サイズを予測できるようにする。

これにより、梱包1件あたり2.5~3%程度の作業時間の短縮を見込め、梱包箱サイズダウンや緩衝材削減にも期待できる。

最適宅配サービス選択機能

AIはクラウドサービスを利用し、同社の倉庫管理システムと連携させる。

現在は配送先の住所情報から適した宅配サービスを選択しているが、今後はサイズ情報も含めて最適な宅配サービスを選択する機能を追加し、最大約20%の配送費削減も見込む。

以上、下記URLからの要約
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2774683006032018000000/


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

コネクテッドカー(Connected Car)

  • 用語集

コネクテッドカー(Connected Car)とは、「ICT端末を搭載し、車両状態や周囲道路状況などのさまざまなデータをセンサーにより取得し、ネットワークを介して集積/分析することで、新たな価値を生み出す自動車」を意味する。次世代の車として人を目的地へ運ぶ以上の価値を提供することが期待されている。

OPTiM AI Store(オプティムエーアイストア)

  • AI

OPTiM AI Storeは、オプティムが提供する小売店舗省人化AIサービス。

画像認識(Image Recognition)

  • 用語集

「画像認識(Image Recognition)」とは、パターン認識技術の一種であり、画像データから、オブジェクト(文字/顔など)や、対象物の特徴(形状、寸法、数、明暗、色など)を抽出/分析/識別して認識検出する手法。

RapidMiner(ラピッドマイナー)

  • BA

RapidMiner(ラピッドマイナー)とは、「データマイニング」「機械学習」「予測分析」などを行える統合的データ分析プラットフォームであり、使いやすいGUIでデータ分析を行える点を特徴としている。

音声認識(Speech Recognition)

  • 用語集

「音声認識(Speech Recognition)」とは、人の音声(会話)をコンピュータに認識させることで、「話し言葉をテキストデータに変換」あるいは「音声の特徴を捉えて声を出している人を識別」などを行う機能を指す。音声認識技術は、生活の一部として一般的に普及してきている。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

上からも下からもプレッシャー中間管理職の「悩み」をデータの視点で解決 〜タイムリーなデータ活用、円滑な状況共有を導く分かりやすいデータストーリーとは〜

ビッグデータ処理のデータベースとして MySQL HeatWave が最適な理由 〜AWS Aurora/Redshift、GCP BigQuery との性能&コスト比較〜

クラウドDWH(データウェアハウス)、本当に内製化できるのか? クラウドデータウェアハウスで"データの民主化"を実現する方法【IT講談】

  • 書籍

facebook

twitter