CLOSE UP コラム | 2017年、国内サービスロボット導入事例。

2017年、国内サービスロボット導入事例。

CLOSE UP 事例

2017年07月24日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

国内で、人手不足解消や省人化のためにロボットがサービスを提供する事例が増えている。大半のコミュニケーションロボットはクラウドに接続して処理を行うため、ロボットが言葉を返すまでに相応の時間がかかるなど会話のリアルタイム性に課題が残るが、関連各社の発表や動向からは、2017年もサービスロボットを導入する企業は増えると見られている。

ハウステンボス事例では、ロボット導入で運営を効率化。

国内のサービスロボット事例で採用されているのは、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepper(ペッパー) が多い。ペッパーはもともと家庭用ロボットを標榜していたが、15年10月より開始した法人向けモデル「01Pepper for Biz」の販売を機に業務用での拡大が進み、現在までに1,700社以上が導入。ネスレ日本、明治安田生命保険相互会社、日産自動車、イオンモールなどは100台以上を導入する方針を掲げている。

ハウステンボスは、ハウステンボス内フロント、ポーターサービス、ロッカーサービス、客室清掃などにロボットを導入している。開設当初は72室を約30人のスタッフで運営していたが、ロボットの活用ノウハウが蓄積された現在は144室を10人で運営している。

さらに16年7月には、ロボットを多数導入したレストランも開設。おすすめメニューや空きテーブルの情報を客席案内ロボットが来店者に伝えるほか、双腕ロボットがお好み焼きを調理したりする。各テーブルにはMJIのコミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」が設置されており、注文の受付などを行う。

そのほか、日立製作所のロボット導入事例も紹介。

以上、下記URLからの要約
http://www.toushin-1.jp/articles/-/3378


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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