CLOSE UP コラム | IoTを活用し拡張性を持った屋外LED照明システム---導入費用削減、消費電力削減、防犯/鳥獣被害対策、温湿度センサー

IoTを活用し拡張性を持った屋外LED照明システム---導入費用削減、消費電力削減、防犯/鳥獣被害対策、温湿度センサー

CLOSE UP 事例

2018年01月04日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

MTES株式会社と株式会社スリーエスは、「IoTを活用したLED照明システム」を共同で開発し販売するために業務提携を行った。

ゴルフ場照明のLED化問題

ゴルフ場などの屋外スポーツ施設の照明は、一般的に「水銀灯」や「メタルハライドランプ」が使用されていたが、水銀規制対応や消費電力削減のために、LED照明を導入したいという施設が増えている。

しかし、ゴルフ場18ホールすべてをLED照明に切り替えるとなると約3億円という高額な導入費用がかかるとされている。

拡張性を持ったLED照明設備

スリーエスが展開する屋外スポーツ施設向けLED照明に、MTESの自動調光IoTシステムを装備する。

「消費電力削減」「防犯/鳥獣被害対策としての監視カメラ機能」「温湿度センサー機能」などを付加し、拡張性を持ったLED照明設備として提供する。

IoTLED照明の削減効果

両社は、同システムを採用することで18ホールでの導入費用を1~1.5億円程度に抑えることができるとしている。

また、LED照明化することで節電したよりも更に3割程度の節電が可能だとしている。

以上、下記URLからの要約
https://iotnews.jp/archives/81254


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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