CLOSE UP コラム | 【AI】NTT東日本×アースアイズ、「AI万引きGメン」サービスの提供開始へ---店内顧客の不審行動を検知、被害額は4割減

【AI】NTT東日本×アースアイズ、「AI万引きGメン」サービスの提供開始へ---店内顧客の不審行動を検知、被害額は4割減

CLOSE UP 事例

2018年05月31日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

NTT東日本とアースアイズは、6月下旬から、「AIガードマン」サービスの提供を開始する。

「AIガードマン」とは

小売り店舗にAIを搭載したカメラを設置し、来店者の不審行動を検知して万引きを防止するサービス。

不審行動の検知

アースアイズが開発したカメラは、来店者の頭や骨格の動きを捉え、万引きが疑われる行動かについて判断している。

不審な行動は、店舗の形態ごとに異なる。「スーパーマーケットでは、店内を回遊しながらきょろきょろと死角を探す」「書店では棚の前に立ち止まって周囲を確認する」などのように特徴的な動作をチェックする。

不審行動データは、ユーザーが利用するクラウドとは別に、アースアイズのクラウド上でも収集する。データを学習し、新しい手口や顧客層の変化に対応する。

不審行動の通知

店内カメラが来店者の不審行動を自律的に検知すると、クラウド経由で、店員のスマートフォンに位置や静止画などの情報を通知する。

通知を受けた店員が不審者に「何かお探しですか?」などと声掛けし万引きを防ぐ。

可視化レポート

「カメラの検知数」「店員が声掛けした割合」などを定期的にレポートするサービスも用意する。

先行導入実績

先行導入した店舗では、導入前と比べて万引き被害額が約4割減ったという。

以上、下記URLからの要約
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/28/news085.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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