2017年12月14日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一
KDDIと小湊鐵道(こみなとてつどう)は、12月12日、「IoTを活用した路線バス危険運転予防」の実証実験に関する説明会を実施し、「具体的な仕組みと成果」などについて説明した。
実証実験は、5月14〜31日までの13日間にわたって実施された。
小湊鐵道が運行する路線バスにドライバーの顔を映すためのカメラを取り付け、5秒に1回ずつ自動的に写真を撮影する。
Raspberry Piとルータを経由して画像解析サーバに送信し、「ドライバーの顔が規定の枠からずれているかどうか」や「どのような感情変化があるか」を検知する。
車載のデジタルタコグラフで計測している車速や位置情報などと合わせてレポートを作成し、データ集積サーバに収集する。
それを運行管理者がチェックし、ドライバーの「ヒヤリ・ハット」が起きる場所や時間などを分析することで、ドライバーへの効果的な注意喚起を行う。
実証実験には10名の乗務員が参加し、合計で290の検知がなされた。
「ヒヤリ・ハット」は乗務員によって傾向に差があり、特定の時間帯に多い傾向もみられた。
小湊鐵道は「この結果について、乗務員教育に活用し、ドライバーによる事故を未然に防ぐ取り組みを進めていきたい」としている。
KDDIは「さらなる実証実験を重ね、商用化に向けた取り組みを進めていく」としている。
以上、下記URLからの要約
https://japan.cnet.com/article/35111829/
1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。
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