CLOSE UP コラム | 大林組、「コンクリートひび割れのAI自動検出手法」を確立---「作業時間は4分の1」「写真撮影枚数は5分の1」

大林組、「コンクリートひび割れのAI自動検出手法」を確立---「作業時間は4分の1」「写真撮影枚数は5分の1」

CLOSE UP 事例

2018年04月12日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

建設最大手の大林組は、4月5日、「コンクリート表面ひび割れのAI自動検出手法」を確立したと発表した。

手法概要

「コンクリート表面ひび割れのAI自動検出手法」では、富士フイルムの社会インフラ向け画像診断サービスと高性能カメラを利用する。撮影した写真をクラウド上にアップロードした後、数分でひび割れを検出できる。

ひび割れ自動検出精度

同社は、通常のカメラより撮影素子サイズの大きい高性能カメラで対象物を撮影することで画像解析に使える高品質な写真が撮影できるようにし、「0.05mm以上のひび割れを100%検出」「近接目視によるひび割れ幅の計測結果との適合率90%以上」を実現した。

従来のひび割れ自動検出技術と比べ「作業時間は4分の1」「写真撮影枚数は5分の1」に低減できるという。

遠距離撮影に対応

高性能カメラを使用することにより、「暗い現場」や「従来の2倍の遠距離」からの撮影でも、ひび割れ検出が可能になった。

従来では難しかった「高架橋の床版」や「河川の橋脚」などでも地上から撮影が可能になる。足場や高所作業車が不要となるため危険度が下がり、作業時間とコストを大幅に削減できる。

展開予定

同社は同システムについて、高架橋やトンネルなどの大規模な土木建造物の維持管理での活用を見込む。

以上、下記URLからの要約
https://www.newssalt.com/24612


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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