CLOSE UP コラム | NTTドコモ、IoT教育教材を開発---小学校でのプログラミング教育必修化、プログラミング的思考の育成

NTTドコモ、IoT教育教材を開発---小学校でのプログラミング教育必修化、プログラミング的思考の育成

CLOSE UP 事例

2018年02月14日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

株式会社NTTドコモは、センサーデバイス連携プラットフォーム「Linking」と、プログラミング学習ツール「Scratch」を活用したIoT教育教材を開発した。

IoT教育教材の概要

同教材は、「教室内の温度」や「物体の加速度」などのデータをリアルタイムにPCやタブレットで収集/解析できる。

IoT教育教材のメリット

身近にある事柄についてデータ化できるため、理科や総合学習などの科目で活用でき、授業理解度の深化や授業効率化を期待できる。

児童は身の回りの事象に興味を広げることができ、広い視点でプログラミング的思考を育むことができると期待される。

教師にとっては、簡易な操作でセンサーデータを収集できるため、教師のITスキルに依存することなく授業を実施できる。

小学校でのプログラミング教育必修化

2020年に小学校で必修化予定のプログラミング教育の目的である「プログラミング的思考の育成」や「これからの時代に求められるIoT/AI/ビッグデータなどを牽引する人材育成」に貢献することを狙いとしている。

同社は、相模原市内の小学校で同教材を活用した授業を実施する予定。

以上、下記URLからの要約
https://iotnews.jp/archives/85239


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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