CLOSE UP コラム | 日本ミシュランタイヤ×ソフトバンク、IoTタイヤ管理システム「ミシュランTPMSクラウドサービス」を発表---事故/トラブルの未然防止へ

日本ミシュランタイヤ×ソフトバンク、IoTタイヤ管理システム「ミシュランTPMSクラウドサービス」を発表---事故/トラブルの未然防止へ

CLOSE UP 事例

2018年05月02日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

日本ミシュランタイヤ株式会社は、ソフトバンク株式会社と協業により、トラックバス用のIoTを活用したタイヤ管理システム「ミシュランTPMSクラウドサービス」を2018年6月1日から提供を開始すると発表した。

「TPMS」とは

「TPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)」は、タイヤにセンサーを取り付け空気圧とタイヤ内部温度を検知し基準外になると警報を発するシステム。

「ミシュランTPMSクラウドサービス」の特徴

今回発表となった「ミシュランTPMSクラウドサービス」は、車両のTPMS情報をソフトバンクのIoTサービス上で可視化できる。

車両を運転するドライバーのみではなく、運行管理者が複数の車両情報を手元のスマートフォン/タブレット/PCなどの端末を使って一括監視できるようになり、事故/トラブルの未然防止につながる。

両社のコメント

日本ミシュランタイヤの代表取締役社長 ポール・ペリニオ氏は「ミシュランとソフトバンクが手を組み、未来と社会へ貢献するため新しい価値を創造できることを大変光栄に思っています」とコメントした。

ソフトバンクのCOO 今井康之氏は「データのさらなる『価値化』のため、来るべき5GやIoTの時代に向けてお客さまの新たなサービス開発をサポートしていきます」と語った。

以上、下記URLからの要約
https://jp.autoblog.com/2018/04/29/michelin-tpms-cloud-service/


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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