CLOSE UP コラム | 建設機械メーカー「コマツ」、AIを活用して建設現場を安全にする取り組みを開始---Nvidiaと提携、未来の建設現場へ

建設機械メーカー「コマツ」、AIを活用して建設現場を安全にする取り組みを開始---Nvidiaと提携、未来の建設現場へ

CLOSE UP 事例

2017年12月21日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

建設機械メーカー「コマツ」は、GPU開発メーカー「Nvidia」などと提携し、AIを活用して建設現場を安全にする取り組みを開始する。

提携内容

Nvidia社のGPU(AI処理に使用されるグラフィック処理ユニット)を活用し、安全問題に関連して、「建設現場の視覚化と分析」で協力していく。

取組内容

Nvidiaの技術を活用して、GPUは建設現場にあるドローンやカメラと通信し、分析および可視化のためのAIプラットフォームとしての役割を果たす。建設現場を3Dで可視化し、作業員/機械/物体などのやり取りをリアルタイムで表示する。

SkyCatch社はドローンを提供し、現場の地形を可視化するために3Dイメージを収集しマップ化する。

Optim社は、IoTマネジメントアプリケーションを提供し、監視カメラから集められた個人や機械の情報を特定する。

「未来の現場」に変革

コマツの常務執行役員兼CTOの岩本氏は「Nvidiaの画像処理/仮想化技術、そして、AIにおける豊富な技術やノウハウを活用することで、建設分野を『未来の現場』に変革させることができるでしょう」と述べている。

以上、下記URLからの要約
http://thebridge.jp/2017/12/nvidia-partners-with-japans-komatsu-to-make-construction-safer-with-ai


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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