CLOSE UP コラム | 山岳エリアIoT位置情報可視化サービス「TREK TRACK」---テクノロジーによる山岳事故の減少へ

山岳エリアIoT位置情報可視化サービス「TREK TRACK」---テクノロジーによる山岳事故の減少へ

CLOSE UP 事例

2018年01月25日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

株式会社博報堂アイ・スタジオは、山岳エリアで専用IoTデバイスを持った人の位置情報を可視化できるサービス「TREK TRACK」において、かぐらスキー場(新潟県)におけるバックカントリーエリア(スキー場管理区域外)向けサービスを開始した。

「TREK TRACK」とは

IoTデバイスと、長距離無線技術「LPWA(Low Power Wide Area)」を組み合わせることで、携帯電話が圏外になりやすい山岳地帯において、人の位置情報を可視化できる集中管理サービス。

専用のIoTデバイスを持ったユーザーの行動データを収集し、Webサイトや専用アプリで、家族や友人がリアルタイムに対象ユーザー(登山者)の位置情報を把握できる。連続使用可能時間は3~4日で、レンタル価格は1日につき700円から。

また、デバイスに搭載された「HELPボタン」で、TREK TRACK運営事務局へHELPコールを送信可能。24時間365日データを監視することで、有事の際の早期救助など、テクノロジーによる山岳事故の減少を目指している。

国内旅行傷害保険も連携

同社は、東京海上日動火災保険と連携し、国内旅行傷害保険(短期契約)「The Day」の提供も行う。

以上、下記URLからの要約
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu3/1102855.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

スマートスピーカー(Smart Speaker)

  • 用語集

スマートスピーカー(Smart Speaker)とは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つワイヤレススピーカーを指す。

Cloud TPU(クラウドTPU)

  • AI

Cloud TPUは、TPUアクセラレータハードウェア上でTensorFlowを使用して機械学習ワークロードを実行できるGoogle Cloudのサービス。

Cloud IoT Core(クラウドアイオーティコア)

  • IoT

Cloud IoT Core(クラウドアイオーティコア)は、Google Cloud PlatformのIoTフルマネージドサービス。端末管理機能とデータ取り込み機能を中心とした統合管理機能を提供する。

AITalk声の職人クラウド版()

  • AI

AITalk声の職人クラウド版は音声合成クラウドサービス。Webブラウザ上でテキストを入力するだけで誰でも簡単に音声ファイルを作成できる。

ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)

「BI(Business Intelligence)」とは、経営戦略などのビジネス上の意思決定をサポートするために、企業内に分散蓄積されている多様なデータを収集し、統合的に分析し活用するための手法。意思決定支援システム「DSS(Decision Support System)」の1つに該当するものとされている。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

注目のDB技術「HTAP」とは? ~手軽に、かつ高速に、リアルタイム分析を実現する方法~

データ分析の課題をAWS Analyticsサービスで解決する方法

データ活用におけるクレンジングの課題 〜「データ連携ツールを使っても非エンジニアには負担」の解決策〜

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter