CLOSE UP コラム | 【IoT】KDDIベトナム、「ベトナム工業団地内でのIoT電力メーターの実証実験」に成功---LoRaデバイス接続実験

【IoT】KDDIベトナム、「ベトナム工業団地内でのIoT電力メーターの実証実験」に成功---LoRaデバイス接続実験

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2018年05月24日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

KDDIベトナムは、同国初の「工業団地内でのIoT電力メーターの実証実験」に成功したと発表した。

DEEP C工業団地

実証実験は2018年3月21日~22日に、ベトナム北部のハイフォンに位置する「DEEP C工業団地」において実施された。

「DEEP C工業団地」は、ディンブー・カットハイ経済特区に属し、工業団地内には港湾施設を備えており、コスト競争力や立地面に優れた工業団地として知られている。

実証実験

IoTを活用した電力メーターの遠隔監視導入に向けた実証試験で、電力メーターとLoRaデバイスを接続し、約4km離れたLoRaゲートウェイまでデータ通信を行い、電力メーターのデータをリアルタイムに収集できたという。

これにより、有人でのメーターチェック/稼働状況確認などが不要となるとともに、電力の効率的な利用につながる。

今後の展開

同社は今後も「DEEP C工業団地」内の顧客の利便性を高めるため、「LPWAを活用したスマートメーター」「セキュリティ」「風力発電」などの遠隔監視導入の実現に向けて協力していく予定としている。

以上、下記URLからの要約
https://iotnews.jp/archives/95386


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

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