多くの分野での活用が始まっている機械学習技術について主な導入事例を紹介。
近畿大学理工学部は、情報学科専門科目「情報メディアプロジェクトII」の講義に、AI技術を活用した「バーチャル・ティーチング・アシスタント(バーチャルTA)」を導入した。
「バーチャル・ティーチング・アシスタント」は、IBM Watsonの自然言語処理技術を利用したJIECの問い合わせ返答サービス「manaBrain」をベースとして構築されている。
→近畿大学 →NEWS RELEASE →AI技術を活用し講義を支援 質問応答業務の大幅な削減の実現を確認
「バーチャル・ティーチング・アシスタント」は以下の機能を提供する。
・講義課程を通して学生からの質問に自動で対応
・質問に対する回答の履歴の可視化
・全体の対応状況可視化 など
・[学生]24時間質問可能であるため、その場で疑問を解決でき、講義に関する理解が深まる
・[教員]対応履歴や対応状況を確認することで学生が疑問に感じる箇所を講義に反映
・[学生+教員]AIを活用したコミュニケーションのあり方について実践的に学べる
Yahooは、データ分析SaaS「DATA FOREST INSIGHT」、および、レコメンドエンジン「DATA FOREST ENGINE」を発表した。
「DATA FOREST INSIGHT」は「Yahoo検索エンジンに入力されたキーワード」「同社のモバイルアプリケーションが取得したエンドユーザーの位置情報」「ユーザー行動履歴」などを利用した消費者ニーズ分析機能を提供する。
同社が蓄積してきた各種ビッグデータと各種ユーザーデータにより、「消費者の興味関心事項」「エンドユーザーの好みにあった商品や記事を提案」「特定の場所における人の流れを可視化」などを実現できる。
このサービスを利用することで、データ分析をする場合に、ユーザー企業自身が市場調査を実施する必要がなくなることが期待されている。
アクセンチュアはチャットベースAI「Chat Co-Robot」を発表した。
「Chat Co-Robot」は、人工知能(AI)技術を搭載したソフトウェアロボットと人がチャットを通して連携することで銀行業務を効率的に実施できるシステム群。
銀行が「Chat Co-Robot」を導入すると、行員はチャットベースで「口座開設」や「ローン申し込み対応」などの業務フローを確認できる。
スマートフォンの内蔵カメラを利用することで、身分証明書などの画像データに記載されたテキストも入力できる。
また、行内システムと連携することで、業務で生じる「審査処理」などの一部タスクを自動化できる。行員は「Chat Co-Robot」チャットボットからの「自動処理を実行してもよろしいでしょうか?」などの問い掛けに対してテキストで返答することで業務を進めることができる。
伊予銀行は試験導入として「Chat Co-Robot」ベースの「Agent」を店舗用タブレットとして3店舗に導入した。
口座開設に必要な情報をチャットで入力でき、書類確認にはタブレット内蔵カメラとテキスト解析技術を活用できる。行員による確認は必要なものの、口座開設に関するほぼすべての工程をタブレットだけで完結できるようにした。
伊予銀行は全店展開後には、合計で行員150人分の作業を削減できると想定した。
参考元サイト
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