CLOSE UP コラム | トヨタ+NTTなど大手7社、自動車ビッグデータ向けネットワーク基盤の団体を創設---エッジコンピューティングでコネクテッドカーの実現へ

トヨタ+NTTなど大手7社、自動車ビッグデータ向けネットワーク基盤の団体を創設---エッジコンピューティングでコネクテッドカーの実現へ

CLOSE UP ニュース

2017年08月17日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

トヨタなど大手7社は、2017年8月10日、自動車ビッグデータ向けネットワーク基盤「Automotive Edge Computing Consortium(AECC)」の創設に向けた活動を開始すると発表した。

参加企業

・Intel
・Ericsson
・デンソー
・トヨタ自動車
・トヨタIT開発センター
・NTT(日本電信電話)
・NTTドコモ

活動方針

AECCは、自動車ビッグデータ向け「ネットワーク基盤」+「コンピューティング基盤」の構築を目的としている。

今後数カ月間をかけて、参加する企業/研究機関をグローバルに募りながらAECCの規模拡大を図るとしている。

「コネクテッドカー」の実現に向けて

AECCは、コネクテッドカーの実現に向け必要となるさまざまなサービスを支える基盤づくりを推進していく。
・インテリジェントな車両制御
・リアルタイムデータを用いた地図生成
・クラウドコンピューティングによる運転支援 など

エッジコンピューティング

自動車とクラウド間のビッグデータの大容量通信と計算処理に重点的に取り組む。
・「エッジコンピューティング」---すべての計算処理をクラウド側で行うのではなく、エッジ端末(末端機器)側でより多くの計算処理を行う
・より効率的なネットワーク構成技術 など

以上、下記URLからの要約
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1708/14/news031.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

Karakuri(カラクリ)

  • AI

Karakuri(カラクリ)は、カスタマーサポート特化型チャットボットサービス。正答率95%保証する非常に高い精度で解答できることを特徴としている。

Amazon FreeRTOS(アマゾンフリーアールティーオーエス)

  • IoT

Amazon FreeRTOS(アマゾンフリーアールティーオーエス)は、AWSが提供するマイクロコントローラ向けIoTオペレーティングシステム。

リアルタイムデータ処理()

  • 用語集

「リアルタイムデータ処理」とは、すべてのデータをストレージに格納して処理していた従来手法に代わり、ビッグデータをリアルタイムで処理するための手法。「ストリームデータ処理技術」「複合イベント処理技術」「インメモリデータ処理技術」などの技術を利用することで、データをリアルタイム分析できる処理基盤が普及してきている。

LoRA(ローラ)

  • 用語集

LPWAの規格の一種。LoRAという規格名は、「長距離」を意味する「Long Range」に由来し、少ない出力で最大8km程度という長い距離での通信を実現する。

Pentaho(ペンタホ)

  • BI

Pentaho(ペンタホ)とは、データ統合分析基盤であり、BI/BAツール群の総称。多種多様なデータを統合し、さまざまな観点での分析を行える。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

上からも下からもプレッシャー中間管理職の「悩み」をデータの視点で解決 〜タイムリーなデータ活用、円滑な状況共有を導く分かりやすいデータストーリーとは〜

ビッグデータ処理のデータベースとして MySQL HeatWave が最適な理由 〜AWS Aurora/Redshift、GCP BigQuery との性能&コスト比較〜

データ分析の課題をAWS Analyticsサービスで解決する方法

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter