CLOSE UP コラム | 立命館大と草津総合病院、AI医療技術研究を行う「高度専門人材」育成連携---医療とICTの双方に精通した博士レベルのデータサイエンティストを育成

立命館大と草津総合病院、AI医療技術研究を行う「高度専門人材」育成連携---医療とICTの双方に精通した博士レベルのデータサイエンティストを育成

CLOSE UP ニュース

2017年11月02日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

立命館大学と草津総合病院(滋賀県草津市)は、10月26日、医療とICTの融合に向けて、包括的な教育/研究連携協定を結び、ICTやAIを用いた医療技術研究や推進に必要な人材の育成を進めると発表した。

背景

病院に眠る診療ビッグデータの利活用が診療/予防医療/健康増進に役立つことが期待されているが、病院側はビッグデータを活用できる人材が不足している。

立命館大は「医療/健康とICTの融合」を全学挙げて取り組んでおり、最先端のICTなどの研究成果や技術などを持つ一方で、臨床現場の具体的な課題やニーズを知る機会が限られていた。

そこで両者は、「ビッグデータを利活用できる人材の育成が重要」と判断し連携することになった。

連携技術構築

まずは2〜3年をめどに、病院側で利活用可能な「CT画像をAIによって解析/診断支援を行う技術」の構築を進める。診療データ解析や、企業参加も視野に入れる。

「高度専門人材」の育成

人材育成連携では、医療とICTの双方に精通した博士レベルのデータサイエンティストなどの「高度専門人材」の育成を協力して行い、5年程度かけて輩出を目指す。

以上、下記URLからの要約
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/59117/Default.aspx


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

スマートファクトリー(Smart Factory)

  • 用語集

スマートファクトリー(Smart Factory)とは、「工場全体の効率的な稼働を実現することで最大の利益を生み出す環境を整えた工場」を意味する。

Karakuri(カラクリ)

  • AI

Karakuri(カラクリ)は、カスタマーサポート特化型チャットボットサービス。正答率95%保証する非常に高い精度で解答できることを特徴としている。

ディープラーニング(Deep Learning)

  • 用語集

「ディープラーニング(Deep Learning:深層学習)」とは、コンピュータによる機械学習の1種であり、人間の脳の階層構造をコンピュータで再現しようと言うアイデアに基づいた「ニューラルネットワーク」を改良し、画像や音声などの認識や、自動運転などの複雑な判断を可能にする。

FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform(フジツウクラウドサービスK5IoTプラットフォーム)

  • IoT

FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform(フジツウクラウドサービスK5IoTプラットフォーム)は、IoTデータ活用基盤サービス。

Cloud TPU(クラウドTPU)

  • AI

Cloud TPUは、TPUアクセラレータハードウェア上でTensorFlowを使用して機械学習ワークロードを実行できるGoogle Cloudのサービス。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

データ分析の課題をAWS Analyticsサービスで解決する方法

データ活用におけるクレンジングの課題 〜「データ連携ツールを使っても非エンジニアには負担」の解決策〜

注目のDB技術「HTAP」とは? ~手軽に、かつ高速に、リアルタイム分析を実現する方法~

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter