2018年02月08日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一
NEC(日本電気株式会社)、産総研(産業技術総合研究所)、理研(理化学研究所)の3者は、2月5日、AI研究において、基盤技術開発から実用化までを連携により加速していくことで合意したと発表した。
「NEC-産総研人工知能連携研究室」および「理研AIP-NEC連携センター」の活動において、「研究開発に関する情報の共有」「ソフトウェア共同開発」「設備などの研究リソースの相互利用」により、応用ソリューションと要素技術の間のすり合わせの効率化と、より高いレベルでの整合性による活動効率化/研究成果最大化を目指す。
「未知な状況における意思決定」では、経験不足によるオペレーションミスを飛躍的に削減できるとしている。
「自律型AI間の協調」では、経済の大動脈である交通や物流から社会を一変させることが期待されるとしている。
3者は、不確実で複雑な実世界を支える巨大なシステムを円滑に動作させるための新たな技術分野として確立し、AI研究のさらなる加速と社会/産業への貢献に向けて共同で取り組んでいくとしている。
以上、下記URLからの要約
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1105062.html
1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。
最新情報はありません。
RapidMiner(ラピッドマイナー)とは、「データマイニング」「機械学習」「予測分析」などを行える統合的データ分析プラットフォームであり、使いやすいGUIでデータ分析を行える点を特徴としている。
「デジタルトランスフォーメーション」(DX:Digital transformation)とは、「AIやIoTなどのICTを用いてビジネスや社会システムの基盤についてデジタルを前提とした仕組みに作り替える取り組み」を意味する。「ITの浸透により、企業/産業の事業活動や都市運営などを変革し、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」などの概念である。
IoT(Internet of Things)とは、従来インターネットに接続されていなかったさまざまなモノ(センサーデバイス、デジタルデバイス、工業機械、駆動装置、建物、車など)が、ネットワークを通じてサーバやクラウドサービスに接続されることで、相互情報交換や遠隔制御できる仕組みを指す。
「音声認識(Speech Recognition)」とは、人の音声(会話)をコンピュータに認識させることで、「話し言葉をテキストデータに変換」あるいは「音声の特徴を捉えて声を出している人を識別」などを行う機能を指す。音声認識技術は、生活の一部として一般的に普及してきている。
Analytics News ACCESS RANKING