CLOSE UP コラム | KDDI、「IoTによるデータ活用に取り込まないリスク」に関する調査結果を公開---7割以上が「リスクがある」と回答、本部長クラスが最も懸念

KDDI、「IoTによるデータ活用に取り込まないリスク」に関する調査結果を公開---7割以上が「リスクがある」と回答、本部長クラスが最も懸念

CLOSE UP ニュース

2018年03月15日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

KDDIは、3月8日、「IoTによるデータ活用に取り込まないリスク」に関する調査結果を公開し、すべての役職で7割以上の人が「リスクがある」と考えていることが分かった。

調査概要

2017年8月に社員数300人以上の企業の社員2440人を対象にWebアンケートを実施し、役職ごとに「IoTによるデータ活用に取り組まない場合のリスク」について尋ねた。

調査結果

IoTによるデータ活用に取り組まなかった場合について「非常にリスク」「リスクがある」「どちらかというとリスクがある」と答えた人の割合は、全ての役職で7割を超えた。

最も高いのは本部長クラス(89.6%)で、「非常にリスク」と答えた人の割合も最も多く、23.3%と唯一2割を超えた。

IoTデータ活用は取り組まないとリスクに

KDDIは調査結果を受けて、「IoTによるデータ活用は取り組まないとリスクになり得る」「不可避の潮流であることが明らかになった」と指摘している。

加えて「大企業では取り組みが進みつつあり、一部ではビジネス成果に結びついている状況も見えてきた」と分析している。

以上、下記URLからの要約
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/08/news141.html


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)

「BI(Business Intelligence)」とは、経営戦略などのビジネス上の意思決定をサポートするために、企業内に分散蓄積されている多様なデータを収集し、統合的に分析し活用するための手法。意思決定支援システム「DSS(Decision Support System)」の1つに該当するものとされている。

AIアナリスト(エーアイアナリスト)

  • AI

AIアナリスト(エーアイアナリスト)は、Google Analyticsを利用して、サイト自動アクセス解析により改善提案を行うサービス。

Karakuri(カラクリ)

  • AI

Karakuri(カラクリ)は、カスタマーサポート特化型チャットボットサービス。正答率95%保証する非常に高い精度で解答できることを特徴としている。

サイバーフィジカルシステム(Cyber-Physical System)

  • 用語集

「サイバーフィジカルシステム」とは、現実世界(フィジカル空間)での膨大な観測データなどの情報をサイバー空間で数値化し定量的に分析することで、より高度な社会を実現するために「社会システム効率化」「新産業創出」「知的生産性向上」などを目指すサービスおよびシステム。

Azure IoT Central(アジュールアイオーティーセントラル)

  • IoT

Azure IoT Central(アジュールアイオーティーセントラル)は、Azureが提供するフルマネージドIoT SaaSソリューション。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

上からも下からもプレッシャー中間管理職の「悩み」をデータの視点で解決 〜タイムリーなデータ活用、円滑な状況共有を導く分かりやすいデータストーリーとは〜

注目のDB技術「HTAP」とは? ~手軽に、かつ高速に、リアルタイム分析を実現する方法~

ビッグデータ処理のデータベースとして MySQL HeatWave が最適な理由 〜AWS Aurora/Redshift、GCP BigQuery との性能&コスト比較〜

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter