CLOSE UP コラム | 一般社団法人「データ流通推進協議会」が始動---国の政策にも反映、データがスムーズに流通する環境整備を目指す

一般社団法人「データ流通推進協議会」が始動---国の政策にも反映、データがスムーズに流通する環境整備を目指す

CLOSE UP ニュース

2017年11月30日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

一般社団法人「データ流通推進協議会」は、11月27日、東京都内で設立総会を開催し、8人の理事を選出した。

「データ流通推進協議会」とは

2017年11月1日に設立された協議会で、「データ形式などの技術基準」「データの売買や保管に関わる事業者の認定基準」などを決定する協議会。

参加団体

データ流通に関する一連の基準の策定は、法整備や国の政策に反映させることがあるため、同協議会には、官庁からオブザーバーとして内閣官房/総務省/経済産業省が、設立前から携わってきた。

また、30社以上の民間企業も参加しており、今後も地方公共団体/学術機関/行政機関/民間団体/NPO団体/個人から参加を募っている。

「データ流通推進協議会」が目指す世界

同協議会は、「センサーが生み出すデータ」「個人や組織の活動に伴い生じるデータ」「官庁などが集計した統計データ」などがスムーズに流通する環境整備を行う。

スムーズなデータの流通とは、「個人が自分の活動データを安心して提供できる」「事業者がビッグデータ解析のために必要とするデータを容易に入手できる」環境の実現を目指している。

以上、下記URLからの要約
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/112809993/


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

ディープラーニング(Deep Learning)

  • 用語集

「ディープラーニング(Deep Learning:深層学習)」とは、コンピュータによる機械学習の1種であり、人間の脳の階層構造をコンピュータで再現しようと言うアイデアに基づいた「ニューラルネットワーク」を改良し、画像や音声などの認識や、自動運転などの複雑な判断を可能にする。

画像認識(Image Recognition)

  • 用語集

「画像認識(Image Recognition)」とは、パターン認識技術の一種であり、画像データから、オブジェクト(文字/顔など)や、対象物の特徴(形状、寸法、数、明暗、色など)を抽出/分析/識別して認識検出する手法。

SAS Visual Analytics(エスエーエスビジュアルアナリティクス)

  • AI

SAS Visual Analytics(エスエーエスビジュアルアナリティクス)は、すべての機能を単一の統合インメモリ環境で活用できるBI(ビジネスインテリジェンス)ツール。

機械学習(Machine Learning)

「機械学習(Machine Learning)」とは、人間が学習する基本的な仕組みをコンピュータで再現し実現する技術の総称を指す。機械学習では、学習ベースとなる大量のサンプルデータを入力値として用いて、繰り返し解析を行うことで、データから有用な「規則」「ルール」「知識表現」「判断基準」などを抽出し機械学習モデルを構築していく。

ABEJA Platform(アベジャプラットフォーム)

  • AI

ABEJA Platform(アベジャプラットフォーム)は、AI継続的インテグレーションに必要となる一連のパイプラインを一貫して実装可能なプラットフォーム。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

上からも下からもプレッシャー中間管理職の「悩み」をデータの視点で解決 〜タイムリーなデータ活用、円滑な状況共有を導く分かりやすいデータストーリーとは〜

ビッグデータ処理のデータベースとして MySQL HeatWave が最適な理由 〜AWS Aurora/Redshift、GCP BigQuery との性能&コスト比較〜

注目のDB技術「HTAP」とは? ~手軽に、かつ高速に、リアルタイム分析を実現する方法~

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter