CLOSE UP コラム | Gartner、IoTセキュリティ支出に関する調査結果---2018年は前年比28%増の約1600億円まで増加

Gartner、IoTセキュリティ支出に関する調査結果---2018年は前年比28%増の約1600億円まで増加

CLOSE UP ニュース

2018年04月05日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

Gartnerは、3月21日(米国時間)、IoTセキュリティ支出に関する調査結果を発表した。

調査結果概要

2017年の「世界的なIoTセキュリティに対する推定支出額」は11億7400万ドルだった。

2018年では、前年比28%増の15億600万ドル(約1600億円)まで増えるとする調査結果を発表した。

2021年には、IoTセキュリティ支出が31億1800万ドルに達するとも予想している。

支出増の要因

Gartnerの調査ディレクターによると、「企業は現在、インターネットに接続されるスマートデバイスで使用されているソフトウェアやハードウェアの出所や性質をコントロールできていない」ことが支出増の要因になっているという。

IoT業界技術標準策定へ

現在、スマートデバイスの標準やプロトコルは依然として分裂状態にある。

工業部門や医療部門などの規制が厳しい産業で必要性が高まっていることもあり、今後は業界規模の技術標準が定められる可能性が高いとみられている。

以上、下記URLからの要約
https://japan.zdnet.com/article/35116946/


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation)

  • 用語集

「デジタルトランスフォーメーション」(DX:Digital transformation)とは、「AIやIoTなどのICTを用いてビジネスや社会システムの基盤についてデジタルを前提とした仕組みに作り替える取り組み」を意味する。「ITの浸透により、企業/産業の事業活動や都市運営などを変革し、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」などの概念である。

AITalk声の職人クラウド版()

  • AI

AITalk声の職人クラウド版は音声合成クラウドサービス。Webブラウザ上でテキストを入力するだけで誰でも簡単に音声ファイルを作成できる。

スマートスピーカー(Smart Speaker)

  • 用語集

スマートスピーカー(Smart Speaker)とは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つワイヤレススピーカーを指す。

Qlik(クリック)

  • BI

Qlik(クリック)とは、データ分析プラットフォーム。ビジネスユーザーが連想技術によりセルフサービスでデータを探索できる。

Karakuri(カラクリ)

  • AI

Karakuri(カラクリ)は、カスタマーサポート特化型チャットボットサービス。正答率95%保証する非常に高い精度で解答できることを特徴としている。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

データ活用におけるクレンジングの課題 〜「データ連携ツールを使っても非エンジニアには負担」の解決策〜

注目のDB技術「HTAP」とは? ~手軽に、かつ高速に、リアルタイム分析を実現する方法~

データ分析の課題をAWS Analyticsサービスで解決する方法

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter