CLOSE UP コラム | 【BigData】日本郵船×商船三井など、船舶ビッグデータ共同活用のためのコンソーシアムを立ち上げ---企業の枠を超えるプラットフォームの重要性を強調

【BigData】日本郵船×商船三井など、船舶ビッグデータ共同活用のためのコンソーシアムを立ち上げ---企業の枠を超えるプラットフォームの重要性を強調

CLOSE UP ニュース

2018年06月11日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

海事産業データ共有基盤「IoS(船舶IoT)オープンプラットフォーム」に参画する5社/団体は、5月31日、船舶ビッグデータ共同活用のためのコンソーシアムを立ち上げると発表した。

IoSプラットフォームとは

IoSプラットフォームとは、企業の枠を超えて、海運会社などが収集するデータを集約/蓄積し、これらを利用した技術やアプリ開発を促す基盤。

舶用データ活用基盤として海事協会が100%出資で設立したシップデータセンターが核となり、「日本海事協会」「日本郵船」「商船三井」などの海事産業が参画している。

コンソーシアムの目標

コンソーシアムでは、海事クラスターを挙げて取り組むプラットフォームの重要性を強調し、以下の年内目標を目指している。
・会員数47社
・登録船舶300隻
・船社や舶用機器メーカーなどの「プラットフォームプロバイダー」3社
・データを活用して開発するアプリ5件
・自社製品の製造/開発のためにデータを活用する事業者20社 など

また、2022年目標として以下を目指している。
・会員数85社
・登録船舶550隻
・プラットフォームプロバイダー5社
・提供アプリ20件
・データ活用事業者50社 など

以上、下記URLからの要約
https://www.logi-today.com/317805


著者プロフィール

オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一

1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス 「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。

最新TOPICS

最新情報はありません。

関連タグ

IoT(Internet of Things)

IoT(Internet of Things)とは、従来インターネットに接続されていなかったさまざまなモノ(センサーデバイス、デジタルデバイス、工業機械、駆動装置、建物、車など)が、ネットワークを通じてサーバやクラウドサービスに接続されることで、相互情報交換や遠隔制御できる仕組みを指す。

Qlik(クリック)

  • BI

Qlik(クリック)とは、データ分析プラットフォーム。ビジネスユーザーが連想技術によりセルフサービスでデータを探索できる。

ディープラーニング(Deep Learning)

  • 用語集

「ディープラーニング(Deep Learning:深層学習)」とは、コンピュータによる機械学習の1種であり、人間の脳の階層構造をコンピュータで再現しようと言うアイデアに基づいた「ニューラルネットワーク」を改良し、画像や音声などの認識や、自動運転などの複雑な判断を可能にする。

SAS Visual Analytics(エスエーエスビジュアルアナリティクス)

  • AI

SAS Visual Analytics(エスエーエスビジュアルアナリティクス)は、すべての機能を単一の統合インメモリ環境で活用できるBI(ビジネスインテリジェンス)ツール。

自動運転車(Autonomous Car)

  • 用語集

自動運転車は、電子制御と自動運転装置を使用して、人間の手を介さずに出発地から目的地まで走行できる機能を有する。車両に搭載されたレーダー/カメラなどのセンサー類と、GPS(全地球測位システム)などを利用して、周囲の状況を把握して車両の走行制御を行う。

バックナンバー

関連記事

無料資料プレゼント

2021/03/04 セキュリティDAYS Keyspider資料

講演資料を見るには、 プライバシーポリシーに同意して、送付先メールアドレスをご入力しご請求ください。

またご入力いただきました情報は、当該資料の作成・提供企業とも共有させていただき、当社及び各社のサービス、製品、セミナー、イベントなどのご案内に使用させていただきます。

本資料を見るには次の画面でアンケートに回答していただく必要があります。



セミナー講演資料公開中

上からも下からもプレッシャー中間管理職の「悩み」をデータの視点で解決 〜タイムリーなデータ活用、円滑な状況共有を導く分かりやすいデータストーリーとは〜

注目のDB技術「HTAP」とは? ~手軽に、かつ高速に、リアルタイム分析を実現する方法~

データ分析の課題をAWS Analyticsサービスで解決する方法

  • 書籍

Analytics News ACCESS RANKING

facebook

twitter