2017年10月05日
オープンソース活用研究所 所長 寺田雄一
パナソニックは、10月2日、B2B向けIoTサービス「μSockets(ミューソケッツ)」を構築し、10月より順次サービスを提供していくことを発表した。
同社のIoT向けテクノロジープラットフォーム「Panasonic Digital Platform」を利用した、企業/官公庁などのB2B向けIoTサービス。
現場で発生するさまざまなデータをリアルタイムに可視化/分析することで、「ボトルネック解消」「業務効率改善」「課題解決」「快適な現場環境実現」「サービス向上」などを実現する新しいビジネスモデルを生み出すサービス基盤を目指す。
IoTデバイスからの大容量データをエッジコンピュータで処理を行い、解析データをクラウド送信する「エッジコンピューティング」により、処理負荷集中と通信量増大の問題を解決する。
従来の「3G/LTE」に加え、「Wi-Fi」「LPWA」などのネットワーク構築もサービスとして提供する。
同社独自の暗号実装技術を組み入れた暗号認証モジュールにより、IoT機器でもPC並みのセキュリティを実現する。
また、IoT機器なりすまし防止「デバイス証明書発行サービス」、サイバー攻撃対策「サイバー攻撃検知・分析サービス」、リモートからの攻撃対策「セキュアリモートメンテナンスサービス」などのセキュリティサービスも提供していくとしている。
以上、下記URLからの要約
http://news.mynavi.jp/news/2017/10/02/161/
1993年、株式会社野村総合研究所(NRI)入社。 インフラ系エンジニア、ITアーキテクトとして、証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システム、大手流通業基幹系システムなど、大規模システムのアーキテクチャ設計、基盤構築に従事。 2003年、NRI社内に、オープンソースの専門組織の設立を企画、10月に日本初となるオープンソース・ソリューションセンター設立。 2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia(オープンスタンディア)」事業を開始。オープンソースを活用した、企業情報ポータル、情報分析、シングルサインオン、統合ID管理、ドキュメント管理、統合業務システム(ERP)などの事業を次々と展開。 オープンソースビジネス推進協議会(OBCI),OpenAMコンソーシアムなどの業界団体も設立。同会の理事、会長や、NPO法人日本ADempiereの理事などを歴任。 2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。
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